復帰の際は、念には念を。

私は、サッカーを行っていましたが、試合中に走りだそうとして太ももにグッと力を入れたときに痛みが走りました。そこまでの痛みではなく、そのまま気になりながらも試合を続けていました。 試合後、時間が経つと、歩く際にも痛みを感じるようになったので、家の近くの整形外科に行くと「肉離れ」とのことでした。数日経つと、痛みがなくなったので、お医者さんのアドバイス通りに軽いジョギングから始め、2週間後くらいには痛みも感じず、完治したと思いました。 しかし、競技への復帰から1か月ほどしたとき、走ろうとして急激に力を入れた際に、また同じ部位を痛めてしまいました。肉離れが完治していなかったのです。この時には、「肉離れが慢性的なものになってはいけない、本当に完治させなければまらない」ということで、有名なスポーツ整形を予約して、受診しました。そこで言われたのが、「肉離れは再発しやすいもの。完治にはきちんとしたプロセスがいる。」ということでした。その後、肉離れで固まってしまった筋肉をほぐすストレッチ、電気マッサージ、筋トレを経て実践へ復帰しました。 今でも完治したと言えるのかわかりませんが、念入りなストレッチのもと競技に臨んでいます。痛みがなくとも完治したと思わず、細心の注意を払ってください。

なかなか完治しない肉離れ

体育の教師をしている友人は、よく肉離れを起こすらしいです。ただ、肉離れには、これといった治療がなく、「冷やして安静にしていなさい」としか言われないようです。何とも歯がゆいものでもあるみたいです。 また、肉離れは筋肉細胞組織が破損して起こる症状なのですが、どうやら癖になるようです。彼の場合、「そろそろ大丈夫かな…」と感じて運動をし、悪化させてしまうというパターンを何度もしつこく繰り返していました。さらに、肉離れが起きる恐怖と痛みをかばうために、何だか奇妙な動作にもなってしまうようです。これが競技選手であると大変です。変な癖がついて、致命傷的なことになってしまうこともあるそうです。 だから、「肉離れ程度…」と軽く考えないで、完治するまでじっとしていることが大事なようです。彼自身は、何度も何度も肉離れを繰り返してしまいました。けれど、教え子には、正しい治療を受けて、完治するまで大人しくしているように指導しているようです。 スポーツ選手であると、1日の遅れを取り戻すのが大変だと聞きます。焦ることもあるでしょう。だけど、長い目で見ると、完治させることがいかに大事なのか、彼を見ているとよく分かりました。

肉離れの完治まで

スポーツなどをしている人はよく聞く機会がある肉離れという怪我があります。 肉離れは急激な筋肉の収縮により筋肉が損傷してしまう怪我です。普段の生活の中での負荷では起こることなど少ないですが、特にスポーツをしている時などに起こりやすいです。これは筋肉の収縮により運動エネルギーを作るのは、筋収縮が大きく早い程に生まれるエネルギーが多いことが関係します。普段の生活の中で使う運動エネルギーよりもスポーツをしている際に使うエネルギーの方が大きく、そのための筋収縮が怪我の原因となるからです。 肉離れはその症状の重さにもよりますが、完治までは時間を要する場合が多いです。それは肉離れの治療は自然治癒での完治を目指すことが基本だからです。人間の持つ自然治癒力を用いて損傷部分の治癒を行い、その自然治癒を補助、促進させるために温熱療法やサプリメントを利用することもあります。 肉離れはしっかりとしたウォーミングアップや体のケアで予防することが大切になります。固まった筋肉では肉離れを起こしやすいので、しっかりと柔軟に動ける状態にすることで運動の負荷に耐えることができるようになります。また疲労の溜まった筋肉でも運動負荷に耐えられないこともあるので、しっかりと毎日のケアも必要になります。