疲労と過労では雲泥の差だと実感

20代の頃はどんなに仕事が忙しくても、一晩ぐっすり眠ることですっきりすることができ、あまり疲れを感じることはなかったのですが、30歳の後半になってきた頃から疲労の蓄積を常に感じるようになりました。そのため、常に疲労を感じた状態で仕事をすることが常態化していたのです。 もちろん、表面的には何ら問題なく生活していたため、この疲れは年齢のせいだろうと高をくくっていました。ところがあるとき、プレッシャーのかかる仕事が一週間続いたあと、翌日朝起きることができなくなってしまったのです。その日は会社を休んで午後から念のため医者に行ってきましたが、過労だと言われ、そのまま数日会社を休むはめになりました。 疲れもその都度取れている状態であれば問題ないでしょうが、蓄積するとそれはいつしか過労となってしまうのでしょう。疲労と過労では健康に及ぼす影響がずいぶん違うということを実感した出来事でした。それ以来、疲れのたまり具合を見ながら仕事量を調整するようになりました。

仕事のやり過ぎで疲労がたまり、過労になりました

私は以前、会社員として仕事をしていたのですが、毎日深夜まで作業をしていたので疲労がたまってしまいました。最初のうちはすぐに回復するだろうと高をくくっていましたが、だんだんと疲労が蓄積されていくに連れて過労状態に陥っていきました。 今までは寝て起きれば回復をしていたようなものでも、全く回復をしなくなったのです。仕事をやりすぎて思考力が低下している時に、寝ておきれば頭はすっきりしていました。ですが、最近になって寝て起きても疲れは回復しなくなりました。 これは過労状態になっているのです。人間は少し休めば回復するだけの能力を持っているのです。しかし、無理をして仕事を継続し過ぎると回復しなくなってしまうのです。私はそれから調子を戻すまでに5年位かかりました。勿論仕事をすることは出来ませんでした。焦って何かをやろうとしても頭が働かないので何もすることが出来なかったのです。今では、疲労困憊の時には休み、過労状態にならないように気をつけるべきだと感じます。

過労が原因で起こった疲労の症状を緩和するためにしたこと。

疲労は、さまざまなことが原因で起きますが、仕事や育児などによる過労によって起きることが多いです。 私自身よく疲労を感じやすいのですが、仕事が原因となって起きたこともありますし、育児が原因となって起きたこともあります。 仕事による疲労がひどかった時には、仕事が終わってから温泉に行ってリフレッシュしたり、夜は早めに就寝したり、休日は終日休養するなどして症状を緩和するようにしていました。 また、育児による過労については、子どもの世話は24時間問わずしなければいけないこともあるので、なかなかゆっくり休養を取ったりすることはできないのですが、夜間子どもが寝たら自分もすぐに寝たり、子どもが昼寝をしている際は自分も少し休養したり、育児以外に自分がしなければならない家事などを省いたり簡単にしたりしていました。 過労は、単なる疲れだけでなく、うつ病や不眠症などの心の病気や胃腸の不調などの体の病気を招くこともあるので、そのような症状を感じたら早めに対処することが重要だと思います。

仕事の疲労とストレスから過労で入院

私は以前過労で入院したことがあります。 その原因となったのは、溜まりに溜まった仕事のストレスと疲労でした。 もともと私は疲れやストレスが体に出やすい体質で、以前も心因性の胃潰瘍になったことがあります。そのときに心療内科で診察を受けましたが、自律神経が弱いのでストレスで体調を崩しやすいのではと言われたことがあります。とはいえ、仕事はしなければならず、夢中になっていると知らず知らずのうちに体がついて行かなくなるようです。疲労が蓄積していった背景には、仕事の忙しさから精神的に興奮していてなかなか眠れなくなったこともあります。興奮状態が続き、元々短かった睡眠時間がほとんど取れなくなったのです。そのため十分な休息を取ることもできず体が悲鳴を上げ、結果過労になってしまいました。ほとんど栄養も取れていなかったことから、入院をしてしばらく安静にするようにといわれ、点滴などを続けることで少しずつ回復していきました。今ではあまり無理をしないように気をつけるようにしています。