にきび治療薬

にきび治療薬の上手な選び方・使い方

にきびの治療薬はイオウがよく使われており、イオウの還元作用を利用して殺菌効果を示します。また、皮膚の角質化を防ぐ作用もあります。

にきびの治療薬は、主に毛穴の皮脂の詰まりを抑えるもの、炎症を抑えるもの、ニキビの原因となる菌(アクネ菌)を殺菌するものに分けられます。皮脂の詰まりを抑えるものは、皮脂を分解して落ちやすくする、皮脂の分泌を抑えるなどの毛穴に皮脂が詰まりづらい状態にする薬であり、患部に皮脂が詰まっている初期のニキビ(白ニキビや黒ニキビ)に対して有効です。
炎症を抑えるものでは、イブプロフェンやグリチルリチン酸二カリウムなどの抗炎症作用をもつ成分があり、炎症が起こっている赤ニキビの状態に有効です。
ニキビの原因となる菌を殺菌するものでは、アルコールやフェノール系の薬剤が使われており、患部のニキビ菌を殺菌して、菌が繁殖するのを抑えます。こちらは主にニキビが初期~中期まで進行したものに対して使用します。にきび治療薬の剤形しては、液状のものと軟膏・クリームのものがあり、自分の皮膚の状態に合ったものを選ぶといいかもしれません。
薬を使えば、にきびがすべて治るわけではないので、洗顔して皮膚の手入れを行ったり、野菜類の摂取によってビタミン類の補給と便通をよくしてください。

にきび治療薬の副作用と注意点

深い傷やひどいやけどの人やただれのひどい方は、傷口がしみたり、ヒリヒリするなどの刺激が現れることがあるため、一度薬剤師や医師と相談してから使用するようにしてください。にきび治療薬の中には使用してはならない顔の部位(目の周りなど)もあるので注意が必要です。にきび治療薬を使用していて、皮膚の発疹やかゆみ、刺激感、腫れなどがみられた際は、副作用の可能性があります。イオウなどのいくつかの成分は肌に過敏症状を引き起こすことがあります。これらの症状がみられた際は使用を中止して、医師や薬剤師の方に相談するようにしてください。酸化亜鉛などの患部を乾燥させる成分が入っているものでは、乾燥肌の人では、乾燥効果が逆によくないことにもなり得るので注意が必要です。にきび治療薬は、継続的なケアとして使うものではなく、あくまで症状が悪化したときに沈静化させるものです。にきび用化粧品での毎日のケアが基本となので、薬の使いすぎには注意してください。
にきび治療薬の内服薬として、ペアA錠というビタミンB2B6製剤があります。ペアAは新陳代謝を促して老廃物を排出し、肌の状態を改善してくれます。あくまで体の中からのケアが目的なので、患部の炎症がひどい場合などでは、効果が不十分になることもあります。症状がひどいときは、外用薬との併用を考えた方がよいかもしれません。

にきび治療薬の飲み合わせ

薬が肌に合わない方では、桂皮茯苓丸や当帰芍薬散、十味敗毒湯を服用することがあります。これらの漢方製剤には、カンゾウを含んでおり、摂り過ぎてしまうと偽アルドステロン症を引き起こし、血清カリウム値の低下や血圧上昇、浮腫がみられるようになります。また、ミオパシーという四肢痙攣・麻痺、脱力感などの異常が起こることもあります。漢方やかぜ薬などにはカンゾウが含まれていることがあるため、カンゾウによる副作用が強く出てしまう可能性があります。カンゾウを含む製品を服用する方は、服用前に成分を確認し、心配な方は薬剤師の方に相談するようにしてください。
優れた抗炎症作用のヒドロコルチゾンと広い抗菌スペクトルをもつオキシテトラサイクリンが配合された軟膏では、抗生物質やステロイド薬でアレルギー症状を起こしたことのある人には使用を避けた方がよいです。

にきび治療薬の内服薬であるペアA錠というビタミンB2B6製剤は、皮膚組織の回復を早め、肌の新陳代謝を高めてくれる働きがあります。ただし、患部の炎症がひどい場合などでは、効果が不十分になることもあります。症状がひどいときは、内服薬に加えて外用薬との併用を考えた方がよいかもしれません。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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