- 相談者31歳/女性
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一歳の子供の咀嚼力がほとんどありません。ハイハインはたべますが、野菜などはほとんどかまずにぺーっとだします。
鳥ささみもだしましす。小松菜やブロッコリーのあんをかけてもだします。
咀嚼力をどのようにつければ良いか教えてください。
また牛レバーを使った離乳食レシピを教えてください。
- 栄養士からの回答
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こんにちは、ご相談ありがとうございます。
毎日の子育てお疲れ様です。
私たちは食べ物を口に入れると、前の歯で噛み切り、奥歯で噛み砕いて飲み込みます。
ちょっと前まで、吸うこととゴックンすることでしか食べ物を摂ることの出来なかった赤ちゃんにとって咀嚼は難しいことであることをもう一度理解してあげてくださいね。
今は上下4本ずつ生えたところでしたね。
赤ちゃんが奥歯で咀嚼することを学習するのは1歳6か月頃~3歳の間であると言われています。
赤ちゃんは、上下の歯が生えてきて、初めてお口と舌の動きを別々にコントロールすることが出来るようになるのです。
そうなれば、次は、舌で食べ物を押しつぶすことができるようになります。
そして、奥歯が生えるまでは、奥歯の位置の歯茎で食べ物を潰しているのです。
また、奥歯の位置に食べ物を運ぶためには、舌とあごを上手に使って食べ物を適切な位置に運ぶことも必要なのです。
赤ちゃんは、大変な苦労をして離乳食を食べています。
前回もお答えしたように周りや育児書に振り回されず、赤ちゃんのペースでゆっくり見守ってあげることも大事かと。
奥歯が生えて、かみ合わせが上手に出来るようになるのは、2歳半頃です。
それまでは、歯茎でなんとか潰して食べているので、少しずつ固さを変えたり、前回の回答のようにおやつで粘り強くチャレンジしてみてはどうかと思います。
- 栄養士からの回答
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次に牛レバーについて。
レバーは鉄分補給に効果的な食品ですね。
一般的には栄養的にも臭みなど食感的にも鶏レバーが用いられますが、調理方法は鶏レバーも牛レバーも変わりません。
下ごしらえしてペースト状にし、そのままディップにしたり、マッシュポテトや豆腐ハンバーグに混ぜ込んで焼いたりしてみてはいかがでしょう。
参考までに
<レバーに含まれる鉄の量>
鶏レバー10g…0.9㎎
豚レバー10g…1.3㎎
牛レバー10g…0.4㎎
お役に立てましたら幸いです。