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出典:PIXTA

《2017年》花粉流行速報!最新の飛散予測とピーク時期を徹底ガイド

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2016年10月6日、2017年の春花粉の飛散予測が日本気象協会より発表されました。

毎年花粉症に悩まされている方も多いと思いますが、一足先に2017年の春花粉の流行傾向を知り、事前に花粉症対策をしっかりとしておきましょう。

また、気になる2016年春花粉の流行の振り返りはもちろん、最新花粉症治療や医師が実際に実践している効果的な花粉症対などもご紹介いたします。

目次



※2017年2月17日更新

2017年 春花粉の飛散予測と流行傾向


【NEW】関東で春一番か 花粉飛散に注意


2017年2月17日(金)tenki.jpによると、関東は南風が強まり、「春一番」となる可能性があると発表されました。(参考

なお、関東地方の春一番の条件は以下のようになっております。

・立春から春分の間であること
・日本海に低気圧があること
・規定以上の最大風速が強い南風が吹くこと
・最高気温が前日より高くなること

最高気温も広い範囲で20℃近くまで上り、4月中旬から下旬並みの陽気となりましたが、強風と気温によって花粉の飛散が予想されております。

外出される方はマスクやメガネを着用し、花粉症対策を万全にしましょう。

※参照元
・tenki.jp

日本気象協会の発表によると、2月上旬に九州北部・中国・四国・東海地方で花粉の飛散開始が見込まれており、春花粉(スギ・ヒノキなど)の飛散量は関西・四国・九州で2016年の倍以上の数値が予測されております。

前シーズン比
















































  








都道府県 飛散量 前年比
北海道 少ない ↘︎
東北地方 少ない ↘︎
関東地方 少ない ↘︎
北陸地方 やや多い ↗︎
東海地方 多い ↗︎
中国地方 多い ↗︎
近畿地方 非常に多い
四国地方 非常に多い
九州地方 非常に多い


(※前シーズン:2016年)

例年比

























































都道府県 飛散量 例年比
北海道 非常に少ない
東北地方 やや少ない ↘︎
関東地方 やや少ない ↘︎
北陸 例年並み
東海地方 やや多い ↗︎
中国地方 やや多い ↗︎
近畿地方 やや多い ↗︎
四国地方 やや多い ↗︎
九州地方 やや多い ↗︎


(※例年:2007年〜2016年)

※参照元
・日本気象協会

花粉症の時期のピーク

スギ


全国的に見ると3月頃にピークを迎える傾向がありますが、特に関東地方はピークの時期が長く、2月上旬ごろから4月下旬ころまでスギ花粉のピークが続きます。

北海道は飛散する時期は他の地域よりも遅く、3月の中旬頃から5月の上旬頃に飛散が見られます。

ヒノキ


関東では3月中旬~4月下旬がその最盛期となっています。九州地方が一番ピークを迎えるのが早く、3月上旬〜4月上旬にかけてピークを迎えます。

北海道では4月下旬~6月頃まで飛散が見られますが、スギ花粉同様、被害はそれほど多くはありません。

2016年 春花粉の流行傾向を振り返る


流行概要


2016年のスギやヒノキの花粉は、西日本に多く、東に行くほど少なめであるという特徴がありました。

また、北海道や九州などでは2015年より飛散量が増加しましたが、夏場に天候が崩れたことによって全国的な飛散量は平年を下回り、2015年の55%であったということです。

症状傾向


全体としての飛散量は多くなくても、比較的に長期間飛散が続き、症状がとてもつらく感じた方も多かったようですね。

花粉症治療に有効な薬の種類


1.抗ヒスタミン薬
鼻の粘膜でヒスタミンを遮断することで、花粉症の症状が改善します。

2.メディエーター遊離抑制薬
アレルギー症状を引き起こす物質を、メディエーターなどで抑制してくれる薬です。

3.抗ロイコトリエン薬・血管収縮薬
花粉症特有の鼻がむず痒く、粘膜は赤く腫れて鼻づまりを引き起こすロイコトリエンという物質をおさえる薬です。

また、血管収縮薬は、血管を収縮させ腫れを引かせます。

4.ステロイド薬
症状が特にひどい時などに使われます。

花粉症治療に有効な注射の種類



1:ステロイド注射
ケナコルトAというステロイドを注射処理をすることで、即効性の花粉症対策を行うことができます。

2:アレルゲン注射
アレルギーの元となるアレルゲンを、皮下注射することにより、アレルギー体質を改善させることを目的としています。

3:ヒスタミン注射
ヒスタミンの成分が含まれている、ヒスタグロビンという注射を打つことにより、ヒスタミンに対する抗体を作ろうというのがこの治療の目的です。

花粉症治療に有効な点鼻薬



1.血管収縮薬
強い血管収縮作用で速効性があり、使用直後から鼻の通りがよくなります。

2.抗アレルギー薬
アレルギー性鼻炎や花粉症に有効ですが、即効性はなく、ある程度の期間を継続し使用することで効果が得られます。

3.ステロイド薬
症状の強いときに用いる薬で、使用開始から数日で効果がでてきますし、炎症をとる優れた作用があります。

詳しくはこちら:

1月23日は“花粉症対策の日” 飛散時期から予防対策までを総まとめ!

医師が実践している効果的な花粉症対策


1. マスクをする


口や鼻から花粉を吸い込む量を減らす目的で使用します。

2. 帰宅したらシャワーを浴びる


全身に着いた花粉をできるだけ早く洗い流すようにします。

3. こまめに室内の掃除機をかける


外から持ち込んだ花粉でアレルギー症状をひどくしないように、花粉の時期はこまめに掃除機をかけるようにします。

花粉症治療最前線!お米を食べて症状緩和?


11月から大阪府アレルギー医療センターの臨床研究で実施されているもので、スギ花粉の成分を含んだ特別なお米を食べることで、少しずつ成分に慣れさせ、花粉症を緩和していくことを目指すものでものです。

日本人の多くが毎日食べるお米を使用した非常に期待できる治療法だと思います。

関連記事:

今からでも間に合う!花粉症予防に効果絶大の食べ物とは!?

秋花粉について

イネ科



■ 流行時期:比較的一年中みられますが、5月と9月にも一つのピークがあります。

■ 症状: 目のかゆみや咳、くしゃみ、頭痛など

■ 流行地域:全国的

■ 治療法:抗ヒスタミン薬など

■ 予防対策:できるだけ水田に近づかない


キク科(ブタクサ)



■ 流行時期:8~10月くらい

■ 症状: 鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど

■ 流行地域:全国的

■ 治療法: 抗ヒスタミン薬など

■ 予防対策:ブタクサの花粉は遠くには飛びにくいので、ブタクサに近づかないようにする

キク科(ヨモギ)



■ 流行時期:7~10月頃

■ 症状: 目のかゆみやくしゃみ、咳など

■ 流行地域:北海道に多い。本州にはそれほど多くない

■ 治療法:抗ヒスタミン薬など

■ 予防対策:あらかじめ抗アレルギー薬の内服をしておく

関連記事:

春だけじゃない!夏・秋に流行する花粉症・アレルギー大全!

秋に気を付けたい花粉以外のアレルギー


昆虫


■ 主な種類: ゴキブリ、蚊、ユスリカなど

■ 症状: 咳や鼻水、くしゃみなど

■ 治療法:抗アレルギー薬

■ 予防対策: 網戸や虫よけなどを使って生活空間に虫が入りにくいようにする

カビ


■ 主な種類:クラストポリウムやアスペルギルスなど

■ 症状:ぜんそく症状など。種類によってはアレルギー性鼻炎にも

■ 治療法: アレルギーに対して抗ヒスタミン剤などを用いたり対症療法など

■ 予防対策:生活空間にカビを発生させないように注意する

ダニ


■ 主な種類:コナヒョウダニやヤケヒョウダニなど

■ 症状:鼻水、鼻づまり、くしゃみや目の充血、皮膚の発疹

■ 治療法:抗ヒスタミン薬など

■ 予防対策:布団などを清潔にしたり、部屋のこまめな清掃

ペット


■ 主な種類: 動物のふけや毛、尿など

■ 症状:ぜんそくや目の充血、くしゃみや鼻水など

■ 治療法:抗ヒスタミン剤など

■ 予防対策:動物に触れない、動物をこまめにシャンプーし、カーペットなどに寝そべらせないようにする(毛が付着しやすい)

最後に医師から一言

花粉症の方は、草木が芽吹く春は恐怖の季節ですね。2017年はしっかりできる対策をして、できるだけ症状を抑えて過ごしていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)
  • この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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