医師監修

不登校とは

不登校とは、何らかの症状により学校に登校することができなくなる状態です。こころのストレスなどに密接に関係があるといわれています。身体の症状が目立つ場合も多く見られ、朝の腹痛や胸の不快感、頭痛などがあって学校にいけない、といったケースも時々見受けられます。

不登校の症状

不登校の症状には、朝、登校する時間帯になると、頭痛・腹痛・下痢や嘔気などの症状を起こすことが多いです。個人により症状の出方も異なりますが、人の視線が気になったり、人と話をするときに緊張するなど対人関係がうまくいかないことにより登校できなくなるタイプもいます。

また、言いたいことがうまく言えなかったり、自分の気持ちを表現する方法が分からなかったりして、不登校で家にこもりきりになり、家庭内暴力を引き起こす場合もあります。他には、部屋に引きこもってしまい、部屋から全く出てこなくなるタイプもあります。

しかし、非行に走り、学校をさぼり、ゲームセンターなどに遊びに行ってしまうタイプもありますが、そのタイプも見かけとは逆に、寂しがり・甘えん坊・怖がりな人が多いのが特徴です。

不登校の原因

不登校の原因は、人それぞれですが、きっかけは友人同士の交流がうまくいかなかったり、教師とのやり取りの中で何らかのショックを受けたなどがきっかけで学校に恐怖感を覚えた、あるいは学校に興味を失った場合が多くを占めています。学校に毎日出かける積極的な意味が見いだせず、億劫になってしまうこともあるようです。

また、人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプの人が不登校になることも多く、家庭や学校などで言いたいことが言えない環境であったりして、自分の言いたいことが上手に口に出して言えないなどが要因の場合もあります。

更には、自分らしさが分からなかったり、自分が何をしたいのかもわからない場合が多く、結果的に無気力状態となり学校に行く気力もなくなる場合があります。

心身症が根本原因となっている場合は、いじめや学業不振などがストレスとなり、交感神経や副交感神経の働きが正常でなくなることもあります。結果、自律神経がバランスを崩して登校時に体調不良を訴えるようになる場合もあります。

不登校の治療法

不登校を予防するには、特に家族間で何でも気軽にいうことができる環境づくりを行うことが必要です。

ただし、むやみに会話を多くするわけではなく、本人が自分のペースで話をすることができるように、家族が上手に聞き役に回ることが大切です。

一般的に、不登校になる人は、人に気を遣うタイプであることことが多いです。そこで、リラックスした雰囲気を作って会話するのもポイントです。

また、外でも対人関係に慣れさせておくことも重要で、小さいころから野球などのチームプレイに参加させたり、団体生活を体験することと、様々な人と接する機会を作ってあげることも一定の効果があるとされています。
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