医師監修

突然死/心臓麻痺とは

突然死/心臓麻痺とは、外因(事故や災害、自殺や他殺などの外的な要因)がない突然の自然死のことをいいます。一瞬で亡くなる瞬間死から、症状が出現してから24時間以内の死亡を指します。
原因不明なことも多いのですが、原因がわかった中では心臓病によるものが6割以上と多く、他に脳血管障害や消化器疾患などが原因となることもあります。なお、突然死も心臓麻痺も医学用語や病名ではありません。

突然死/心臓麻痺の症状

突然死/心臓麻痺の症状は、胸痛や胸の苦しさ、悪心や嘔吐などが挙げられます。胸ではなく肩や腕が痛む場合もあります。また、全身が火照り、大量の汗をかいたり、けいれんを起こしたりする場合もあります。
また、自ら症状を感じる前に意識がなくなる場合もあります。仕事中やテレビを見ているとき、入浴中、就寝中など、普段の生活中に突然意識消失が起こります。中には、意識のない状態でいびきやうめきのような声を発したり、口から泡を出したりすることもあります。
これらの症状があらわれたときは、蘇生術をほどこし、救急車を呼ぶなど、早急な対応が求められます。

突然死/心臓麻痺の原因

突然死/心臓麻痺の原因は大きく分けて3つあります。虚血性心疾患と非虚血性心疾患、原因不明のものです。
虚血性心疾患は、具体的には急性心筋梗塞や狭心症などによるものです。程度の軽い狭心症でもストレスなどが要因で突然心筋梗塞を起こすことがあります。
非虚血性心疾患は、心筋症や遺伝性(先天性)QT延長症候群などが挙げられ、不整脈によって突然死を引き起こすことがあります。
また、スポーツ中に突然死/心臓麻痺が起こる場合がありますが、発症していなかった心臓病が原因であることが少なくありません。若年層では肥大型心筋症や冠動脈奇形、中高年では冠動脈疾患、小児では心筋炎などが原因となる場合があります。

突然死/心臓麻痺の治療法

突然死/心臓麻痺の原因のひとつでもある虚血性心疾患は、高血圧や高脂血症、糖尿病などが危険因子とされています。また、運動不足や喫煙、ストレスなどもよくありません。つまり、生活習慣と大きく関わっているといえます。そのため、規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事、適度な運動が大切です。また、ストレスをため込まないようにすることも重要です。健康診断で異常が見られた場合は、きちんと検査を受けて、早い段階で虚血性心疾患に対処することも大切です。
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