心因性頻尿しんいんせいひんにょう

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子どもの病気
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医師監修

心因性頻尿とは

心因性頻尿は、精神的に緊張している状態が尿意を催させ、更にそのことに強く囚われてしまう病気です。無意識に囚われることで尿意を頻繁に感じるようになり、そして更に尿意を感じやすくなるという悪循環が生まれます。理想と現実のギャップなどに悩まされやすい、青年層に多くみられる病気です。

心因性頻尿の症状

心因性頻尿は、尿意を感じやすくなり、何度もトイレに行きたくなります。頻繁にトイレに行かなくてはならないため、常にトイレのある場所を確認するようにもなります。そのため、外出先はトイレのある場所を選ぶようになったり、トイレがどこにあるのか分からないような、知らない場所へ行くのが怖くなったりもします。
 
 更に、授業中や仕事中、車の中など、行きたいときにトイレに行き辛い状況では、普段よりも症状が出やすくなります。このようなことから外へ出るの怖いと感じ、家から出ないようにしてしまうことも多くあり、社会不安障害や対人恐怖症と診断されるケースもあります。

心因性頻尿の原因

心因性頻尿は様々な原因が考えられるとされていますが、多くの場合はストレスが関わっています。ストレスの原因は、人間関係、家庭の問題など、人によって様々な悩みが考えられます。
  
頻尿の症状が出始めると、予期不安により症状が悪化してしまうこともしばしば見受けられます。「トイレに行きたくなったらどうしよう」と、常にトイレに行くことに囚われてしまうことで身体は緊張状態となり、症状を悪化させてしまうのです。
  
また、トイレに行きたくても行くことができず、とても辛い思いをした経験などから、「また同じ目に遭ったらどうしよう」という予期不安から、条件反射的に尿意を催すこともあります。

心因性頻尿の治療法

心因性頻尿の治療は、薬物療法やカウンセリングによる治療が中心になります。膀胱に病変はみられませんが、薬によって膀胱の過敏性を抑えたり、ストレスが多い場合などには、抗不安剤や抗うつ剤が使われることもあります。
  
その他の治療法としては、膀胱訓練、骨盤底筋体操なども有効です。膀胱訓練は、膀胱の容量を増加させるために、尿意を催してもトイレに行かないようにし、トイレに行く感覚を少しずつ長くしていく方法です。骨盤底筋体操は、体操をすることにより、尿道周りにある骨盤底筋を鍛え、尿意を催しても我慢できるようにする方法です。また、排尿日誌を付けて客観的に観察することも効果的です。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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