小児湿疹しょうにしっしん

カテゴリ
子どもの病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

小児湿疹とは

新生児および乳児期にみられる皮膚炎をまとめて乳児湿疹といいます。かゆみを伴う紅斑や小水包が表皮に生じ、びらんやかさぶたを伴うこともあります。お肌が薄く、乾燥しやすいことや皮脂や汗が多く分泌することが原因となります。

小児湿疹の症状

小児湿疹は乳幼児から小児期にできる湿疹の総称で、主に乳幼児に多くみられます。湿疹とは、アレルギーや刺激物に反応して生じるかゆみを伴う発疹のことを言います。皮膚が赤く腫れたり、発疹や小水疱ができたり、カサカサになったり、さまざまな病変が現れるのが特徴です。
  
小児湿疹には、脂漏性湿疹、接触皮膚炎(かぶれ)、おむつかぶれ、あせも、皮膚カンジダ症など、病名がついているものと、原因がよくわからず、病名があてはまらないようなものとがあります。アトピー体質があり、症状の改善と悪化を繰り返し、特徴的な症状があればアトピー性皮膚炎と診断されますが、乳児期は区別が難しい場合が多くあります。

小児湿疹の原因

湿疹は、皮膚に刺激となる物質が接触するなどして生じるアレルギー反応で起こることがあります。食物や花粉など体の中に取り込んだ抗体に反応して湿疹がおこる場合もあります。
さらに、アレルギーに反応しやすい体質や、乾燥によって皮膚のバリア機能が低下している状態などの要素が加わって発症します。
また、ウイルス感染などが原因となって起こることも多いです。
生後1か月頃までは皮脂の分泌が非常に盛んで、その後徐々に減っていき、生後6か月から6年頃までは皮脂の分泌量がとても少なくなる時期です。それ以降はまた少しずつ増えてきます。この皮脂の分泌が少ない乳幼児期に小児湿疹がおこりやすくなります。逆に、皮脂の分泌が多い新生児期は、脂漏性湿疹を引き起こすことがあります。

小児湿疹の治療法

一般的に小児湿疹を予防するには、皮膚をいい状態に保つことと、刺激やアレルギーの原因物質を特定して、できるだけ接触を避けることが重要になります。肌を強くこすらないようにしてよく洗い、清潔に保つことが重要です。特に、皮脂の分泌の多い新生児期は頭部や顔など分泌のさかんな部位をよく洗うことが大切です。
  
子どもの肌は角質が薄く、肌のバリア機能が安定していないため皮膚トラブルがおこりやすくなります。特に皮脂の分泌が減り、肌が乾燥する時期は、ワセリンなどで保湿をしっかりすることが大切です。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください