長期入院した際、なるべく避けたいのが同部屋の患者さんとのトラブルですよね。

 

しかし、トラブルには一体どのようなものが多いのでしょうか?

 

今回は、病室の同部屋患者さん同士のトラブルについて、医師に詳しく教えてもらいました。是非、参考にしてみてください。

 

目次

 

病室の同部屋患者さんで多いトラブルと対処法

入院部屋

 

就寝中のトラブル

・いびき

・歯ぎしり

・寝言がうるさい

・就寝中のトイレが頻繁で眠りを妨げられる

・消灯後もテレビを消さない

 

ただでさえ環境が変わって眠れないのに、2〜6人程度の同室者がいるとゆっくり眠れずにイライラします。耳栓が便利です。

 

お見舞い・面会時のトラブル

・大人数で長時間うるさく騒ぐ

・自分には見舞いが来ないのに周囲がいつも賑やか

 

動ける場合は面会スペースに移動したり、見舞い人が帰った後で「うるさくして申し訳ありません」と一言かけましょう。

 

臭いのトラブル

・間食や食事の匂い

・排泄物の臭い

・タバコの臭い

 

自分は絶食なのに横で食べられると気になります。カーテンを閉めたり、ある程度我慢するしかないかもしれません。

 

コミュニケーションのトラブル

・しゃべりかけられてうっとおしい

・こちらがしゃべりかけているのに無視される

・病気に関する不用意な発言

 

入院患者同士で病気のことを話し励まし合ったりできれば、入院生活が楽になることもありますが、関わり合うと煩わしいこともあります。互いの病状に対して評価し合うのも良くありません。

 

どうしても苦痛なら個室に移らせてもらうしかないでしょう。

 

共有物の使用マナーが悪い

洗面台、トイレ、シャワーなど共有物を汚してしまったら看護師や清掃員に申告しましょう。

 

病気の感染

感染制御が必要な場合は別室にしたり、カーテンの中に入る時は看護師や医師が着替え・手袋をするなど対策されているはずですが、後になって実は同室患者がインフルエンザだったと分かったというような場合もあります。

 

共有物に触った手で鼻や口を触らない、排泄や食事や服薬の前後には手を洗うなどの方法で対策しましょう。

 

盗難

被害妄想的になっている高齢者などからあらぬ疑いをかけられたり、お金だけでなくテレビ用のプリペイドカードなどが盗難にあうこともあります。

 

貴重品は持ち歩く、他人の荷物には近づかないといった対策が重要です。

  

 

実際にあった困った患者さんエピソード

困った医師と看護師

 

頻繁に外出してタバコを吸いに行く

院内で喫煙していたら一発アウトで強制退院となる病院が多いですが、点滴棒を持って敷地外に出て吸っている人は多いものです。

 

ノンアルコールビールを飲む、隠れて飲酒する

抜け出してコンビニでお酒を買うとか、ノンアルコールならいいだろうと病室で飲んでいる人もいます。居場所が分からず看護師や医師が探し回ることもあります。

 

看護師などへの暴言、暴力、セクハラ

医療職の離職原因の一つです。

 

退院したがらない

孤独で生活能力がなく経済的に苦しい場合に多いです。ソーシャルワーカーや役所と連携して、退院後の生活を支える体制を作る必要があります。

 

また、入院何日以上でないと生命保険が下りないからと、あと数日入院させてくれと言われる方もおられますが、ベッドが足りない場合はお断りすることになります。

 

他の患者とトラブルを起こす

他人の病状について「あなたの何が悪かったからそうなった」などと評価したり、宗教の勧誘をする人もいます。

 

「○○先生は経験が浅いから信用できない」などと医療者の情報を流し不安を煽る場合もあります。

 

付け届けを渡そうとする

特に公立病院の職員は、お金でなくお菓子などであっても受け取ると収賄になってしまいますので、最近は固辞して受け取らないようになっています。感謝の気持ちを伝えたいのであれば手紙などにしましょう。

 

特別扱いを求める

有名人、政治家、医療関係者などが身近にいることを匂わせ、特別扱いを求める患者がいますが、医師や看護師を緊張・萎縮させ、普段はありえないミスを招くなど、あまり良いことはありません。

 

 

最後に医師から一言

入院患者さんと医師

 

体のつらさや不安な気持ちがある入院中にトラブルがあるとさらにダメージが大きくなります。困ったことがあれば我慢せず医師や看護師に相談しましょう。

 

(監修:Doctors Me 医師)

 

 

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