若返りホルモンは“空腹”で分泌?若さを保つ生活習慣とは

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監修:Doctors Me 医師

年齢とともに減少するといわれている「若返りホルモン(成長ホルモン)」。出来るだけ多く分泌させて、いつまでも若々しさを保ちたいですよね。

今回はこの若返りホルモンについて、より多く出すための方法や、知らず知らずのうちにやってしまうNG習慣など、詳しく医師に解説していただきました。

目次

若返りホルモンとは?


若返りホルモン、という言葉が話題になることがありますが、この若返りホルモンとは、年を重ねていくごとに減っていくことが知られている「成長ホルモン」のことを指します。

「成長ホルモン」は、脳下垂体の前葉という部分から分泌され、成長期に骨や筋肉を成長させるホルモンとして知られているほか、成人においても、新陳代謝や血行促進、代謝の促進、血中のカルシウム濃度の維持など様々な働きをしていることが知られています。

若返りホルモンが与える効果


肌をきれいにする


お肌の新陳代謝を盛んにし、いつもシミやくすみの少ないフレッシュなお肌を作ります。

ダイエット効果


体にため込んだ脂肪の利用を促し代謝を促進することによって、やせやすくする効果も期待できます。

筋肉量を増やす


筋肉を成長させやすくする効果によって、より脂肪が燃焼しやすい、代謝効率の高い体を作り上げます。

若返りホルモンの不足で懸念される症状や疾患


若返りホルモン、つまり成長ホルモンが不足すると、代謝が低下するので、お肌が荒れてしまったり、血流が滞ってしまったり、心機能低下をきたしたりする可能性があります。

また、子供の時に成長ホルモンの分泌が少ないと、成長ホルモン分泌不全性低身長症が起こることが知られています。

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若返りホルモンを多く出す方法


運動


筋肉トレーニングなどの運動を行うことによって、成長ホルモンの血中濃度が飛躍的に増えることが知られています。

有酸素運動では、体内で一酸化窒素が生み出されることにより成長ホルモンの分泌を促進させる効果があります。また、無酸素運動でも成長ホルモンの分泌を促す乳酸が多く生み出されるため、どちらの運動もおすすめです。

睡眠


もっとも成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠中です。特に、脳が深い眠りにつくノンレム睡眠の時間帯に成長ホルモンは多く分泌されます。

質のいい睡眠にはメラトニンというホルモンが重要となりますが、メラトニンは夜に体が眠くなる1〜2時間ほど前から分泌が開始され、入眠後3時間ほどでピークとなります。

太陽の光を浴びてから15時間ほどでメラトニンの分泌が始まっていくので、毎日朝に太陽光を浴びておけば、夜にかけて分泌が始まるころに睡眠時間を持っていくことが容易になります。

食事


ダイエットで食事制限などをしている女性は、特にたんぱく質が不足しがちになり、成長ホルモンが生成されないので意識的に摂取するようにしましょう。

■ アルギニン
アルギニンにはソマトスタチンという、成長ホルモン阻害因子の生成を抑制してくれる効果があります。 また、一酸化窒素の生成を促進する効果があるので、有酸素運動を行う前に摂取しておくことをお勧めします。

■ オルニチン
エビ・シラス・鶏肉・落花生や大豆製品に多く含まれているアミノ酸の一種で、肝臓でのたんぱく質の合成を高めます。

空腹


お腹が空いた状態になると、血中の成長ホルモンが増加し、一般的に若返り遺伝子とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」が活発化することも知られています。

ストレスをためすぎない


ストレスをためすぎず、リラックスして過ごすこと、細かいことを心配しすぎず笑う機会を増やすことなども大切ですね。

生活リズムを整える


良質な睡眠をとることや、適度な運動をしたり、空腹の状態をつくったりするということは、生活のリズムが整っていないといけません。成長ホルモンを分泌しやすい状態にするには、生活習慣の見直しから始めていきましょう。

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若返りホルモンを減らしてしまうNG行動や習慣


■ 運動を全くせずにデスクワーク中心の生活を送ること
■ 睡眠時間を十分に取らず夜更かしをすること
■ 空腹を感じていないのに、食事を摂ることが習慣になっていること
■ イライラして過ごすことが多い

上記は、成長ホルモン分泌の機会を減らして、「老け」のきっかけを作ってしまう可能性があります。

最後に医師から一言


いつまでも若々しく美しくありたい、というのは皆さん共通の願いですよね。そのために、できるところから生活習慣を変えて、若返りホルモンを豊富に分泌させるような生活をしたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)
  • この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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