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食道異物しょくどういぶつ

カテゴリ
食道の病気
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医師監修

食道異物とは

食道異物とは、豆類や電池や小銭などを誤って飲み込んでしまい、咽頭や食道に詰まってしまう状態のことを言います。この症状は幼児や高齢者に多く、時には呼吸困難に陥って死亡する例もあるので、早急に病院を受診することが大切です。異物を飲み込まないように、周囲が見守り注意することも必要になってきます。

食道異物の症状

食道異物は、異物を誤って飲み込んでしまい、それが咽頭や食道に停滞したり。嵌り込んだりすることによって起こります。幼児や高齢者に多く認められます。

症状としては、喉の異物感を自覚することが多く、その中で唾液の増加や咳き込み、嘔吐、吐血が認められる場合があります。
稀ではあるものの異物が食道壁を突き破った場合は、発熱や胸や腹の激痛、呼吸困難が出現することがあります。その場合は早急に医療機関で治療を受ける必要があります。

異物が挟まっていることに気が付かない場合もありますが、その場合には食欲低下や体重減少などの症状が認められる場合があります。
飲み込んだ物によっては身体に危険な物体の場合もありますので、一度は病院できちんと調べてもらうことが大切です。

食道異物の原因

食道異物の原因は幼児と高齢者とでは多少異なってきます。

幼児の場合は何でも口の中に入れてしまうことや、食事の際にうまく飲み込めないことによって生じます。おもちゃや電池、ピーナッツや寒天ゼリー、ボタンや石ころなどを飲み込むことが多いです。

高齢者の場合は、噛む力や飲み込む力の低下や、視力低下により、口に入れる物体をきちんと認識し判断できていないことによって生じます。誤って飲み込みやすい物としては、錠剤の薬や魚の骨、お餅などが挙げられます。義歯や釘などを飲み込んでしまうこともあります。

幼児も高齢者も、食道異物の危険性がある場合には、周囲の人が気を付けて見守ることが大切です。

食道異物の治療法

幼児も高齢者も、喉に詰まった場合にはすぐに病院を受診することが大切です。

食道異物の治療は、X線や造影剤、内視鏡などの検査を行い異物を確認してから、内視鏡で異物を摘出するのが一般的です。

予防が大切で、幼児の場合には、まず飲み込みそうな物体を幼児の手の届く場所には置かないようにします。
高齢者の場合、飲み込む力や判断力の低下している人の場合は、食事の際にも、お餅などのように喉を詰まらす可能性のある食品に関しては小さく切ったり、その食材を使わないなどの工夫が必要になってきます。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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