子どもの言葉の発達が遅い原因は?親ができる対処法と月齢別の発音変化

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監修:Doctors Me 医師

子どもには、できるだけコミュニケーション能力をつけて欲しい、そう願うママたちは多いはず。そのためにも、早いうちから、言葉の発達を意識して育てていきたいですね。

今回は、言葉を豊かに育てるための方法について、またNG行為や発達がおそくなる原因について、医師に詳しく解説していただきました。

子どもは何歳から言葉を話せるようになる?


生まれたばかり


このころは、泣き声やうなり声以外で声を出すことはほとんどありません。

2カ月ごろ


「あ、あ」などの音やクーというような声を発します。

4カ月ごろ


このころから「あーうー」「ばぶばぶ」「だー」などの喃語を発します。

1歳前後


ママ、マンマ、パパ、ネンネなどの言葉を、意味を持って発することが出てきます。デンバー式発達検査によると、1歳2カ月には90%の子どもが意味のある言葉を1語言うようになるとされています。

2歳


「ママいた」など単語をつなげて話すようになります。

子どもの言葉の発達が遅い場合の原因


子どもの言葉の発達が遅い場合ですが、以下項目に問題がある可能性が高いです。

聴覚


産院で新生児聴覚スクリーニングを受け、合格している場合も、その後の検査で難聴が判明することもある。

発声器官


言葉を発するにはのどや舌の筋肉を複雑に動かす必要があります。発語はあっても発音がおかしい場合は耳鼻科や口腔外科での検査が行われます。

知能や理解力


発語がないだけではなく、大人の言う事を理解できません。

コミュニケーション能力


発達障害などから、他人とコミュニケーションしようとしないために言葉を使わないこともあります。

環境


虐待や特殊な環境で生育し、周囲の人が言葉で語りかけをしていないと、言葉を学ぶ機会がありません。またバイリンガルの環境だと、言葉の発達がゆっくりになることがあります。

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子どもの言葉を発達させる方法



読み聞かせを行うことは言葉の発達に有効です。自治体によっては、8カ月や10カ月の検診で絵本の紹介をしたり、無料配布することもあります。

テレビ


子ども番組は、子どもが興味を持って見られるように工夫して作成されており、言葉の教育にも利用できますが、一方通行に情報を与えられるだけなので、テレビを見せているだけでは言葉を話せるようにはなりません。

グッズ


あいうえお表、押すと言葉が流れる仕掛け絵本やおもちゃを利用して言葉を増やしたり学ぶことができます。親も一緒に使いながら教えると効果的です。

コミュニケーション


日常生活の中で、親が子どもの顔を見ながら、大きな口ではっきりと発語したり、物を実際に見せながら何度も名前を言う事が有効です。

その他


同年代や少し年齢が上の子どもと接することで言葉が増えることもあります。

子どもの言葉の発達を遅らせるNG行動


発音の間違いや言い間違いを厳しく指摘すると、子どもが萎縮してしまいます。

また、どうせ理解できないからと、子ども本人に話しかけず大人同士の会話しかしないと、子どもは言葉を学ぶ機会がありません。

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子どもの言葉の発達で相談できるところ


1歳半検診で初語がない場合、もしくは3歳児検診で2語文がない場合、経過観察となったり、地域の療育機関・ことばの教室などに紹介されることが多いようです。

言語聴覚士のトレーニングを受けることもあります。言葉の発達についての相談は、保健所の保健師や、小児科で行うことができます。

最後に医師から一言


言葉の発達は非常に個人差が大きいので、いつまでにできないといけないと深刻に考える必要はありません。

しかし、言語以外の方法でのコミュニケーションもしようとしないとか、こちらの言う事を一切理解していないようだ、という様子であれば、早めに保健所や医療機関に相談してください。

(監修:Doctors Me 医師)
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