子どもの「性の目覚め」に親はどう対応する?戸惑うシーン4選

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監修:Doctors Me 医師

子どもの心と体は、年齢と共に変化しますが、親として気になるのは「性」への興味ではないでしょうか?

大人へ成長していく過程で、誰にでも訪れる感情や欲求でもありますが、デリケートな問題でもあるので、子どもから性的な質問をされた場合の対応も知っておきたいですよね。

今回は、子どもの「性の目覚め」について、医師に詳しくお話を伺いました。

目次

子どもが性に目覚めるのは何歳くらい?

”幼稚園児”
乳幼児期の段階では性器も手足と同じように単なる体の一部分としてしか認識しておらず、特別な場所であるとか隠すべき行為であるとは理解していません。

性器や性的な行為が何か他とは違うものなのだと理解することを性への目覚めと呼ぶのであれば、幼稚園児〜小学校低学年ぐらいからと思われます。

子どもが性に目覚めるきっかけ

”子どもがテレビを観る”
恋愛を理解する前から性への興味はあると考えられます。

主なきっかけ


・親やきょうだいや友人の言動
・テレビ
・小説
・マンガ
・雑誌
・入浴時(親やきょうだいの性器に興味を示す)

具体的な言動例


・性器を見せたがる
・性器をいじったり、自慰行為をしてしまう
・異性の性器を見たり触ったりしたがる
・性器の名前を言って他人の反応を見たがる
・性的なマンガや写真を見たがる
など

親が戸惑う子どもの性的な言動&場面

”男女の体の違い”

1. 男女の体の違いについて聞かれた場合


知識を持つことは、露出狂や痴漢の被害から身を守るためにも重要です。

自分が生まれてきた奇跡を知ることで、自分や他人を大切にしようという意識につながります。

年齢や興味に合わせて真実を教え、「そんなことに興味を持つなんていやらしい、けがらわしい」と言わないようにしましょう。

2. 異性の体に触れたがる場合


同性でも異性でも他人の体に許可なく触れることは許されないことを教えます。

3. エッチな言葉を使い始めた場合


他人の前で口にすると不快感を与える可能性があると説明します。

4. ラブシーンを一緒に見る場合


特にどのような態度が正解ということはありませんが、暴力や変態行為については、これが普通だと思い込まないように教えたほうが良いかもしれません。


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第二次性徴の子どもの体の変化

”男女の小学生”

男子


■ 年齢
9歳〜13歳頃

■ 体の変化
・精巣が大きくなる
・陰嚢の色が濃くなる
・陰茎が長くなる
・陰毛が生える
・精通が起こる
・声変わりする
・腋毛、ひげ、体毛が伸びる

女子


■ 年齢
8歳〜11歳頃

■ 体の変化
・乳房が大きくなる
・陰毛、腋毛が生える
・初潮が始まる
・ウエストがくびれる
・お尻が大きくなる

体の変化で異常がある場合

”医師”

思春期早発症


第二次性徴などの体の変化が平均より2〜3年早く表れる場合、思春期早発症(性早熟症)と呼ばれ、身長が伸びにくくなったり、病気の可能性を否定する必要がありますので小児科で相談してください。

月経がない


18歳になっても月経がない場合は婦人科を受診しましょう。

子どもの陰部の悩みや症状について

”陰部構造”

包茎


手術を行ったり、入浴時に剥いて徐々に伸ばしたり、軟膏を塗って包皮を柔らかくする方法がありますが、いつどのような治療を行うべきというはっきりした指針はありません。

朝立ち


自律神経の働きによって勃起することは、新生児でも見られます。

いじる癖、自慰行為


生後6カ月頃から男女ともに自慰行為が見られることがあります。

乳幼児期では指しゃぶりと同じで落ち着くためにやっている行為であり、性的意味はなく、叱り付けても理解できませんので、手を清潔にして人前でやらないように指導すれば、特に止める必要はないとされています。

思春期の自慰行為についてはどうすべきという指針はありませんが、本人の羞恥心に配慮し、やりすぎて生活に支障を来していない限りは見て見ぬふりをする方がよいかと思われます。

陰毛


小学校の修学旅行や泊まりのある林間学校などで問題になることがあります。

肥満があると生えにくい傾向がありますが、全く生えない場合は性ホルモンの異常や染色体異常が隠れている場合もあります。

臭い、できもの


気になる症状が出たら、皮膚科や泌尿器科で相談しましょう。


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父親と母親で違う性教育の役割

父親


”父親”
母親は男児の排尿の仕方や思春期の悩みについて知識がないことが多く、父親の知識が助けになります。

「俺もこんなことで悩んだんだ」という体験談を父親から聞くことは、男児にとって貴重な体験になるでしょう。

母親


”母親”
女児については月経があるため、小学校高学年になったら避妊や性感染症などについても、身を守るための知識としてある程度知っている必要があります。

自分の体の変化を、嫌らしい・けがらわしいこととしてではなく、前向きに受け止められるよう、母親が態度を示す必要があります。

最後に医師から一言

”仲良し家族”
性的な悩みについては子供から親に打ち明けにくい場合もあり、自分は異常ではないかと思いつめて深刻に悩むこともあり、どんなことでも話し合える雰囲気を作っておくことが重要でしょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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