乳がんのおっぱいの影響 小林麻央さんが危惧した母乳問題の真相

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監修:Doctors Me 医師

2016年9月16日(金)に更新された乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、乳がんによる母乳の影響について語られていました。

乳がんになった場合、母乳を与えてしまうと子供に悪影響を与えてしまうのではないか、といった心配が感じられましたが、真相はどうなのでしょうか?

そこで今回は「乳がんのおっぱいの影響」について、医師に解説をしていただきました。

今回のブログの概要

今回のブログの内容は乳がんにかかった小林麻央さんが、それに気づかずに赤ちゃんに授乳を続けていたことが語られておりました。

乳がんが発覚してからは、それについて子供が小林さんの母乳を飲んでいたことで将来がんにかかってしまうのではないかと恐れ、強い罪悪感を持っていたようです。

しかし、医師の方から「乳がんのお母さんのおっぱいを飲んでいても赤ちゃんに健康上の影響はない」と説明を受けて非常に安心したことがつづられています。

母乳の原料


母乳はお母さんの血液を原料として作られており、お母さんの全身を流れる血液が乳腺で母乳に変化して分泌されます。

そのため、脂肪分や甘いものの多い食事をしていると、それらの影響で血液の乳腺が詰まりやすくなったり、色や味、質感が変化して赤ちゃんがあまり飲まなくなったりすることもあります。

母乳の仕組み

母乳が分泌される仕組みは、お母さんの血液が乳房の一番底に当たる部分にある基底部と呼ばれるところから、乳腺でプロラクチンの作用によって作られ、乳頭近くに貯留されます。

これが、赤ちゃんが乳頭を吸うことによってオキシトシンの働きに助けられ、乳頭から分泌されます。

乳がんであった場合、授乳を介して子供に影響があるか

乳がんであったとしても、授乳を介して子供に悪影響がある可能性はありません。

母乳にがん細胞が混じる可能性はありますが、少量なら問題はありませんし、乳がんは移る病気ではありません。

「赤ちゃんは血の味を嫌がる」ということ

血液の味がすると本来ほんのり甘い母乳の味が変化するので、嫌がる赤ちゃんが多いと思います。

お母さんの食事の内容などを含め、敏感な赤ちゃんでは母乳の味の変化で飲んだり、飲まなかったりする、という話はよく聞くことがありますね。

ただ、あまり気にせず食欲旺盛な赤ちゃんもいますし、個人差もあると思いますよ。

医師からのアドバイス


乳がんであったとしても、抗がん剤などを使用する前であれば基本的に授乳は継続して問題ないとされています。

特に授乳中のお母さんが乳がんであることが発覚した場合には、がんのある部位が近くであるために赤ちゃんへの影響を心配する方は多いと思います。

ただ、母乳を介してがんが移ったりしないことは医学的にはっきりした事実ですので、心配は不要ですよ。

(監修:Doctors Me 医師)
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