小林麻央さんも闘う…乳がん治療の抗がん剤投与回数と体調の変化

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監修:Doctors Me 医師

2016年9月29日(木)に更新された乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、抗がん剤の投与について語られていました。

「抗がん剤とお友達になるのよ」とお母様から言われたそうですが、5回目の投与のときは逃げ出したくなった辛さにも触れていました。

今回は「乳がんの抗がん剤」について、投与回数と、それにともなう症状の変化について先生に解説をしていただきました。

抗がん剤の使用回数の決め方

抗がん剤の投与回数に関しては、これまでの臨床試験の結果から適切な回数が決められています。それにしたがって決められた回数を行います。

乳がんに使用される主な抗がん剤の種類

■パクリタキセル

■5-フルオロウラシル

■シクロホスファミド

■エピルピシン

■アドリアシン

■エンドキシン

抗がん剤投与の経過によって起こる体調の変化


抗がん剤の種類は多く、それぞれによって作用の仕方や副作用の出方が異なること、それから患者さんによって副作用の出方の強さが異なることが多いです。

以下は、抗がん剤による主な副作用の発現時期になります。

投与日


アレルギー反応、吐き気・嘔吐(おうと)、血管痛、発熱、血圧低下

2~7日


疲れやすい、だるい、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢

7~14日


口内炎、下痢、食欲不振、胃もたれ、骨髄機能の抑制(白血球減少・血小板減少)

14~28日


脱毛、皮膚の角化やしみ、手足のしびれ、膀胱炎、骨髄機能の抑制(貧血)

(引用元:がん情報サービス)

抗がん剤の量を決める基準

抗がん剤の投与量は身長および体重から計算した体表面積によって規定があり、それぞれの抗がん剤によって、体表面積に合わせて投与量が決められています。

抗がん剤治療を終える平均的な回数

患者さんにより異なりますが、1週間から3週間を1クールとして、次のクールまでの間を1週間から3週間置く、というやり方で、8クールくらいまで行うのが、大体平均的といえるようです。

抗がん剤治療を終えた後の治療について

抗がん剤による治療が一定回数を終わった後は、状況によりますがそのまま再発などがないかどうか定期的に検査をおこないながら経過を見ることになるでしょう。

医師からのアドバイス


抗がん剤はがんに対して、選択によっては非常に効果のある治療法ですが、やはり副作用が出る場合が多く、体力が得値化している特にお年寄りなどでは身体にかなりの負担をかけてしまうことになることが多いかと思います。

よく主治医の先生と効果的な副作用対策や、お薬に対する自分のがんのレスポンス(どのくらい、今の抗がん剤ががんに対して効果を示しているか)といったことも主治医とよく話し合いつつ、抗がん剤治療を進めていく必要があります。

たくさんあるお薬の中でも、抗がん剤は安全域がかなり狭い薬剤ですから、注意事項を守りつつ慎重に治療を受けていきたいですね。

副作用かなと思われる症状があらわれたらすぐに主治医の先生と相談するようにしましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)
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