生理痛に関する薬

薬剤師監修

生理痛の薬の上手な選び方・使い方

女性の悩みの種の生理痛ですが、選び方があることはご存じでしたか。生理になるのは平均的に小学校高学年から中学生にかけてですので、成人前の女性の身体に配慮しているかどうかもチェックしなくてはいけません。女性の身体は15歳の前後で大きく変わりますので、成人女性と同じものを飲むことは危険です。まずは眠気が起こす成分があるかどうかを確認する必要があります。次に、胃の粘膜を守ってくれる成分が入っているかどうかも大切です。入っていない場合は、胃薬を併用しなければ胃痛を起こしてしまう可能性もありますので、必ず確認するようにしましょう。

次に薬の上手な使い方についてです。薬は徐々に効いていきますので、お腹が痛くなってから飲んでいては手遅れの場合が多いです。これから痛くなるかもしれないという予兆を感じた時点で、食後すぐに飲むと良いでしょう。そうしますと、痛くなるころにちょうど効果が現れてきますので、お腹の痛みを最小限に抑えることができるのです。口に入れる錠剤の量は、薬の箱に書いてある通りに飲むようにしてください。年齢によって錠剤の数が変化していたり(15歳前後で分けられています)、飲む時間帯やタイミングが決められているものが大多数です。

生理痛の薬の副作用と注意点

生理痛の薬と言えば、副作用も気になってしまうという方も多いと思います。実は痛みを抑えてくれるというメリットを享受する分、少々のデメリットも背負ってしまうことになるのです。それをきちんと理解しながら飲むことにより、デメリットを感じないで過ごすことができますので、デメリットについてはきちんと認識しておくことが大切です。

まずは、続けて何日も飲んでいますと、段々と薬が効かなくなってきてしまうということです。痛みに弱い方に多いのですが、何日間も続けて薬を飲むことはおすすめできません。ですので、最も痛みの強い時だけに飲むというのが、一番良い薬との付き合い方と言えるでしょう。飲み過ぎてしまうと、胃腸に刺激を与えすぎてしまうというデメリットも存在します。

次に強い痛みどめの薬の場合は、子宮の収縮を緩める性質を持つため、出血の量を増やしてしまう恐れがあります。危険ですので、控えめに飲むことをおすすめします。

最後は、「非ピリン系」と「ピリン系」の違いを抑えておくことです。ピリン系の薬は、効果は高いけれどアレルギー反応などを引き起こしてしまうことがあります。逆に非ピリン系の薬は、効果は低めなのですが副作用は無いに等しいです。

生理痛の薬の飲み合わせ

生理痛の薬を飲む際、他の症状が出てしまい、薬を併用したことがある方もいるのではないでしょうか。実は、薬にも飲み合わせというものがあり、場合によっては危険なこともありますので、できるだけ安全な薬同士にしてあげることが大切です。

まずは生理中に風邪をひいてしまった場合です。風邪薬も生理痛どめの薬も、さまざまな種類があるのですが、解熱剤のように両方に似たような成分が入っていますと、相乗効果で効果が高く出過ぎてしまうことがあります。そうなると危険ですので、風邪をひいた場合には必ず医師に相談するようにしましょう。

次に花粉症と生理が重なってしまった時についでです。花粉症にも似たような成分が入っている場合が多いので、医師に相談するか、同じ成分が入っていないかをチェックすると良いでしょう。見比べて同じような成分が入っていれば、併用は中止した方が良いでしょう。

最後に生理痛の薬と整腸剤の併用についてです。これにつきましては、胃腸の荒れを抑えるという観点から、併用しても特に問題はありません。むしろ、整腸剤を併用することでお腹への負担が減りますので、安心して飲むことができる薬と言えるでしょう。身体に優しい薬の飲み方を心がけてください。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
  • 専門家の皆様へ。薬の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

生理痛に関する薬一覧

健康チェック画像

「生理痛になりやすい生活習慣」チェック

気付かない間に自分のこと痛めつけてるかも…!
健康チェックする