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《生理前のお悩みあるある6つ》原因と対策を知り事前に準備!

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Doctors Me 編集部

女性のみなさんを悩ます生理前の体調不良。

人によって症状は違いますが、例えば不安になる不正出血や、月経前症候群(PMS)における精神的なイライラなどがあげられます。

今回は生理前のよくある6つのお悩みを、原因や症状、そして効果的な対策までを分かりやすくご紹介いたします。

1. 不正出血


不正出血は、女性の生理現象以外で生理予定日とは異なるときに出血することを言います。
主に以下の原因があげられますので、生理と生理予定日よりも早すぎる出血は不正出血を疑ってみてください。

無排卵月経


生理前の不正出血の原因の一つに無排卵月経が考えられます。無排卵月経は、名前の通り排卵が起こらなかった場合にも訪れる出血です。

【特徴】
・生理痛が少ない
・血の色が赤黒い、もしくは茶色い
・出血量は少ない
・期間は比較的長く1週間以上続く場合もある
・基礎体温の変動がない

着床出血


女性の子宮に精子が受精することで起こる出血です。妊娠時の最初期に起こる症状と言われています。生理予定日付近に起こるため、通常の生理と区別がつきにくいことが特徴です。

ただし、着床出血が起こる人は非常に少なく、妊娠経験者のおよそ数%程度の人しか起こらないようです。

【特徴】
・生理予定日から1週間~数日前に起こる
・出血量は非常に少ない
・薄茶色やピンク色がまざったようなおりものが出る
・生理の時と同じく鮮血であったり、どろどろの血が出る
・期間は数日程度
・基礎体温は高温の状態が続いている

ストレス


ストレスを過剰に感じることにより、自律神経に乱れが生じます。自律神経の乱れにより、女性ホルモンの分泌量が不安定であったり、女性ホルモンの分泌量が減少したりします。
そのため、不正出血が度々起こるといったことが発生します。

【特徴】
・出血量は少ない
・期間は数日程度
・不正出血が繰り返し発生する

対策


基礎体温を毎日つけて、体の変化を見逃さないようにし、心配であれば産婦人科を受診してみましょう。

関連記事:

生理前の不正出血で考えられる3つの可能性 心配な場合は産婦人科へ

2. イライラ


実に女性の9割以上が経験するとも言われている、イライラなどの生理前の不快症状を月経前症候群(PMS)と言います。

排卵後に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の急激な変化が、さまざまな症状を引き起こすしている原因だと考えられております。

月経前症候群(PMS)チェック 〜精神面〜


□ 生理前になると、イライラして人にあたってしまう
□ 感情がコントロールできなくなってしまう
□ もともと細かいことを気にしやすい性格だ
□ 人に会うのが億劫になる
□ 涙もろくなる
□ 怒りっぽくなる
□ 憂鬱になる
□ 集中できない
□ ぼーっとしてしまう
□ 落ち着かない

対策


適度な運動、十分な睡眠の確保をし、バランスのとれた食生活など規則正しく過ごすよう心がけましょう。ストレスを発散し、ゆったりとした気持ちで過ごすことも大切です。

関連記事:

生理前のイライラは治せる? 知っておきたいPMSと対処法

3. 肌荒れ


生理前に肌荒れしやすい原因は以下が考えられます。

毛穴が詰まりやすくなる


排卵後から生理までの時期、いわゆる生理前には、黄体ホルモンの分泌量が増加することで皮脂の分泌が盛んになり、毛穴に皮脂やその他の汚れが詰まりやすく、ニキビや吹き出物が出やすくなることがあります。

紫外線に敏感になる


黄体ホルモンの分泌増加の影響によって、日光などの紫外線にも普段以上に敏感になって、シミができたりそばかすができたりすることが多くなります。

スキンケアがおざなりになる


生理が近づくと、肉体的なだるさや気分の落ち込みで、スキンケアがおざなりになりがちです。生理前はただでさえお肌の調子が悪く、スキンケアの効果も上がりにくいので、面倒になってしまうということもありますね。

対策


脂質の多いもの、カフェイン飲料の飲みすぎは控え、寝不足にはならないよう、しっかり睡眠をとるようにしましょう。
また、スキンケアはいつもよりマイルドなケアを行うようにするとよいでしょう。

関連記事:

生理前の肌荒れを改善する【3つの生活習慣】

4. おりもの


女性ホルモンは、排卵や生理周期をコントロールするというとても重要な役割があり、このホルモンの変化によっておりものが増えたり減ったりします。

女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。基本的には、卵胞ホルモンが分泌される際に、おりものの量が多くなります。

生理前のおりものは臭いが強いため、この時期になると臭いを気にする人も増えてきます。

卵胞ホルモン


生理後から排卵期にかけて増える女性ホルモンのひとつ。この女性ホルモンは、受精をサポートする役割があります。

黄体ホルモン


高温期に分泌されるものです。このホルモンが分泌されると、おりものの量は減る傾向にあります。

高温期を終えて生理直前になるとおりものが増えるのは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンが切り替わるためです。

対策


おりものが多くて悩んでいる場合は、「おりものシート」を活用することがおすすめです。
もしも量や臭いやかゆみに異常を感じたら、婦人科を受診しましょう。

関連記事:

おりものの異常から体調の変化がわかる?生理前のデリケートな悩みを解決!

5. 食欲


生理前に食欲が増す


大きな原因は、生理前に黄体ホルモンの分泌が活になり栄養を一生懸命蓄えようとするからです。

エネルギーが不足の状態だと生理不順や無月経などといった婦人科系疾患に繋がってしまいますので、無理なダイエットはやめましょう。

生理前に食欲が減退する


PMS(月経前症候群)とホルモンバランスが崩れること、生理前に食欲が減退することは強い関係があるとされています。

生理前は、プロゲステロンの分泌が非常に活発ですから、これが自律神経の働きまでも乱してしまいます。

自律神経の働きが崩れると、血液循環が滞って骨盤周辺の神経圧迫によってお腹が張りやすい状態になります。
これらが原因で下痢や便秘、体調不良などの悪影響を及ぼし食欲不振になってしまいます。

対策


■ 食欲が増している場合
食欲が増している場合は、意識して良く噛むことは、食べる量が同じであっても満腹感が増しますから案外食べる量を減らす事が可能です。

また、食材の内容を噛む回数が増えるような玄米や全粒粉パン、いもや根菜などの食物繊維が豊富なものを選ぶのも効果的です。

■ 食欲が減退している場合
食事は食べやすいもの、口にしやすいものを食べるようにすること、冷たいものを口にしないようにしましょう。

ですが、食欲がないながらも栄養バランスを十分に気を付けて、少量でもバランス良く栄養を取れるように努力が必要です。

関連記事:

生理前の食欲は女性ホルモンの影響大!増加する人と減退する人の違いとは?

6. バストの痛み・ハリ


成人女性の乳房の中には発達した乳腺があり、乳腺には女性ホルモンの一種である黄体ホルモンに反応する受容体があります。

このため、黄体ホルモンの量が多くなる排卵後から生理にかけて、乳腺が刺激されて胸のハリや痛みを感じるようになるのです。

対策


◎ 軽いマッサージをする
バストの痛みのある部分を、円を描くようにやさしくマッサージすることで血行が良くなり、楽になることがあります。強すぎると逆効果になりますのであくまでも、そーっと優しく行いましょう。

◎ ゆったりした衣服を着る
特にバストを締め付けやすいブラジャーを外すか、ゆるめのものに替える時間をつくることで、痛みがラクになることがあります。

関連記事:

生理前、バストの不快な“痛み・ハリ”をなんとかしたい!

最後に編集部から一言

毎月女性を悩ます生理前の不調ですが、正しい原因やメカニズムを知れば、いざという時の対処法が分かるので、不安も解消されのではないでしょうか?

少しでも生理前の生活が快適になることを、心から願っております。

(監修:Doctors Me 医師)
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