逆子・骨盤位・横位さかご・こつばんい・おうい

カテゴリ
女性の病気と妊娠・出産
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医師監修

逆子・骨盤位・横位とは

逆子・骨盤位・横位は頭の位置により名称が変わります。おなかの中で赤ちゃんは頭を下にしている状態を「頭位」といい、逆に頭を上にしている状態を「骨盤位(逆子)」と呼びます。また、子宮の上下方向に対して胎児の頭が直角に近い角度で交差するものを「横位」といいます。

逆子・骨盤位・横位の症状

子宮内は羊水で満たされているため、妊娠28週ごろまでは体も小さいため活発に動き回り、さまざまな体勢を取っています。妊娠中期では約50%が逆子だといわれています。
  
妊娠中期以降は、徐々に頭位になっていくことが多いのですが、妊娠後期になっても骨盤位や横位のままのことがあります。妊娠末期では約5%に骨盤位が、約0.3%が横位の可能性があります。
  
逆子・骨盤位・横位の中で、頭位以外は分娩にリスクを伴うことがあるため、多くの場合は帝王切開による出産がおこなわれます。骨盤位は、臀位(おしりが下)、膝位(膝が下)、足位(足が下)に分けられ、臀位の場合は経膣分娩を試みる場合もあります。

逆子・骨盤位・横位の原因

逆子・骨盤位・横位の原因として、子宮筋腫、双角子宮(子宮がハートのような形をしている)などの子宮奇形、前置胎盤などがあります。 また、胎児に水頭症などの疾患がある場合や多胎妊娠の場合も、胎児が自然に頭位になるための十分なスペースがないために、骨盤位になりやすいことがわかっています。
  
逆に、羊水過多や早産で胎児が小さい場合は、自由に動き回るスペースがあるために、出産直前に骨盤位となる場合もあります。しかし、骨盤位や横位の場合のほとんどが、特に異常が認められず、はっきりとした原因がわからないというケースです。

逆子・骨盤位・横位の治療法

逆子・骨盤位・横位は、ほとんどの場合、妊娠30週以降には自然に頭位になります。しかし、胎児が大きくなってくると自然に頭位になることが難しくなってきます。自然に治ることが難しい場合は、逆子体操や外回転術などで胎位矯正を試みるケースもあります。
  
逆子体操は、一般的によく知られている方法ですが、逆子が治るという科学的な根拠はありません。しかし、これで頭位に戻ったという例もあります。リスクも少ないため、試してみるのもよいでしょう。
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