不正性器出血ふせいせいきしゅっけつ

カテゴリ
女性の病気と妊娠・出産
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

不正性器出血とは

不正性器出血は、月経や妊娠・分娩の時以外に見られる性器からの出血のことで、幼児期から老年期に至るまでの年代において起こる症状です。
腫瘍、炎症、外傷など、局所の組織障害が原因となる器質性出血と、それ以外の機能性出血とに大きく分かれます。全身性疾患に合併しておこる器質性出血もみられます。
出血している部位としては、子宮、膣、外陰などが考えられます。出血の量や色、時期、痛みの有無なども原因によってそれぞれ異なります。

不正性器出血の症状

不正性器出血の主な症状は出血ですが、その他にも下腹部の痛み、性器のかゆみ、発熱などを伴う場合もあり、症状は多岐にわたります。また、月経の量が極端に多い場合や月経が長引く場合、月経が終わった後にまた出血があった場合なども不正性器出血の可能性が考えられます。

不正性器出血は、大きく2種類に分けることができます。1つ目は器質性出血と呼ばれ、子宮や卵巣、膣に炎症や外傷などの組織に障害が起こり、そこから出血している場合です。もう1つは前記のケースを除いた症状のことで、ホルモンの分泌異常などによって引き起こされる機能性出血です。

不正性器出血の原因

不正性器出血にはさまざまな原因があり、外傷によるもの、ホルモンバランスの乱れによるもの、病気によるもの、などが考えられます。病気による不正性器出血としては、子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌などの癌、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸管ポリープを始め、数多くのケースがあります。

他にも、クラミジアや淋病などの性感染症による出血、膣や卵管などの炎症による出血などの場合もあります。

また、妊娠中に起きる不正性器出血の原因には、流産や胞状奇胎、子宮外妊娠、前置胎盤などの可能性があります。一方、月経と月経の間、次の生理予定日の約2週間前に少量の出血がある場合は、排卵による出血の可能性が考えられます。

不正性器出血の治療法

不正性器出血を予防するためには、規則正しい生活を送り、ホルモンバランスを整えることが重要です。

また、過度なストレスもホルモンバランスの乱れにつながるので禁物です。気になる出血があったり、月経の量が多かったりした場合は、自己判断をせずに婦人科を受診するようにしましょう。

婦人科を受診する際には、月経の周期や体調の変化などのメモがあると、診断の際、医師の参考になります。日頃から体調管理をこまめに行うことも大切です。
原因をはっきりさせ、適切な治療を行うことが大切になります。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください