鳥インフルエンザウイルス感染症とりいんふるえんざういるすかんせんしょう

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感染症
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医師監修

鳥インフルエンザウイルス感染症とは

鳥インフルエンザウイルス感染症は、鳥類で主に感染する病気であり、本来は、人間には、感染することはない。しかし、東南アジアを中心に世界中の多くの国において、感染した鳥類やその死骸や排泄物、臓器等に触れた人が稀に感染することがある。まだ日本での感染例は報告されていない。

鳥インフルエンザウイルス感染症の症状

鳥インフルエンザウイルス感染症の多くは、潜伏期間が2日~5日であるが、長い場合だと10日という例も報告されている。初期症状としては、普段からよくあるインフルエンザの様な発熱やせき、全身の倦怠感や筋肉痛、嘔吐鼻や口腔内からの出血が続き、次第に呼吸器不全や下痢、多臓器不全へと重症化していく場合がある。

症状からも分かるように普通のインフルエンザと類似しているため、見た目での判断がつかず、詳細な検査によってのみ診断が確定します。

しかし、十分に解明されていない点が多く、症状ももっと重篤化することも考えられています。また、注意しなくていけないのが、今後人間へ感染によって人から人へうつる新型のウイルスに変異する可能性があるということです。

鳥インフルエンザウイルス感染症の原因

鳥インフルエンザウイルス感染症は、鳥型の遺伝子を持つA型と呼ばれるインフルエンザウイルスに感染することが原因です。感染源として主にあげられるのが、感染した鳥類の体液や排泄物、内臓などに触れる又は吸い込むなどにより感染するいわゆる飛沫感染、接触感染です。

現状、鳥インフルエンザの人から人へという感染は、大変稀な状態で、インドネシアやベトナムなどでは看病していた家族に感染した可能性があるとの報告がありますが、基本的にはうつりにくいものです。

しかし、遺伝子の変異で人から人へ感染する新型のインフルエンザウイルスとなった場合は、大流行の可能性があり警戒を強めています。ですので、感染しない事が一番の予防策です。

鳥インフルエンザウイルス感染症の治療法

鳥インフルエンザウイルス感染症は、鳥との接触を避け、むやみやたらに触らない。具体的には、発生地域においては、鳥類との濃厚な接触を避け、また、生きた鳥が売られている市場や養鶏場などに立ち入らないこと。そして、特に発生国周辺では、手洗いの徹底を行うべきである。

また、発生していない地域でも極力このような行動は避けることが一番の予防策であり、鳥インフルエンザウイルスに対するワクチンがないので、このような原始的な方法が一番効果あります。手洗いなどの日頃の個人衛生の向上が有効であり、今後もそれを継続していくことで不用な感染を防ぐことになります。

治療は、タミフルの使用などの対症療法のみになります。
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