カンピロバクター腸炎かんぴろばくたーちょうえん

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感染症
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医師監修

カンピロバクター腸炎とは

カンピロバクター腸炎は、カンピロバクター属菌の細菌により、腸に感染する感染症です。細菌性では症例が多く、症状は重いという特徴があります。潜伏期間が3日から7日と長いため、特定が難しい感染症としても知られています。抗生剤に対して耐性を持っている場合もあります。

カンピロバクター腸炎の症状

カンピロバクター腸炎の症状は、カンピロバクターに汚染されたものが体内に侵入し、潜伏期間で増殖を繰り返し、下痢や嘔吐、腹痛や発熱などの症状が現れます。腹痛や下痢などの腸炎症状の後、血便を要する場合もあるので注意が必要です。通常は2日から5日程度で回復するといわれていますが、まれに長引く場合もあります。
  
風邪に似たような初期症状が見られるのが特徴で、カンピロバクターに汚染された食べ物などを食べた場合に症状を発症しますが、その量には個人差があります。免疫力が低いとされる高齢者や子どもは感染しやすいという傾向があります。

カンピロバクター腸炎の原因

カンピロバクター腸炎の原因は、カンピロバクター属菌の細菌が含まれる食べ物を直接食べた場合と、汚染された調理器具などを使用することで、間接的に体内に入る場合が考えられます。
  
汚染源とされる特に鶏肉を十分に加熱処理しないまま食べた事や、生野菜や未殺菌の牛乳などから感染する場合もあり、注意が必要です。また、犬や猫なども菌を保有していると言われており、触れた後手を洗わない事なども原因の一つとして考えられています。
  
まな板や包丁、布巾などの調理器具も、菌を持った食材を使った後で、除菌が十分にされていないと容易に菌は増殖してしまうので清潔に保つ必要があります。

カンピロバクター腸炎の治療法

カンピロバクター腸炎を予防するためには、調理環境を清潔に保ち、一年を通して洗浄や除菌をすることが重要です。食材を調理する場合には、中心部まで十分に加熱処理を行い、新鮮な食材を使い、短時間でも冷蔵庫を活用し、常温で保存することがないように徹底することが大切です。
  
カンピロバクターに限らず、食中毒を引き起こす菌類は目に見えないため、毎日の洗浄や消毒、調理についての正しい知識を持つことも予防につながる手段といえます。

自然軽快する事が多いので、水分補給をしたり、消化の良い食事を摂取し安静にして様子をみることがほとんどです。
しかし、症状いどい時には、水分補給のための点滴と抗生剤を使用する場合もあります。
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