慢性便秘まんせいべんぴ

カテゴリ
腸の病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

慢性便秘とは

慢性便秘とは、糞便が長時間にわたって腸内にとどまり、排便がスムーズに行われない症状のことを言います。便の回数や便量が極端に減少したり、排便に痛みを感じたりする症状が特長です。慢性便秘には、腸の機能の低下による機能性便秘と、病気が原因の器質性便秘があります。

慢性便秘の症状

慢性便秘の主な症状としては、食後24時間から72時間以内に排便される便が、それ以上の期間にわたり排便できないことです。排便しても便量が少ないとか、硬い便のため、排便困難感や残便感があります。

慢性便秘が続くと、食欲不振や腹部膨満感、腹痛の症状が見られます。ただし、症状は人によって違いがあります。慢性便秘の中で、多いのが機能性便秘で、大腸の働きが悪いことでさまざまな症状を引き起こします。

病気とは言えないけれど、お腹が張ったり、食後に腹痛を感じたりする症状が現れます。また、大腸ポリープや大腸がん、子宮筋腫などによる器質性便秘では、突然の腹部の痛みや血の混じった硬い便が見られます。

慢性便秘の原因

慢性便秘には、大きく分けて機能性便秘と器質性便秘があります。どちらも慢性便秘ですが、原因に違いがあります。

機能性便秘の原因として挙げられるのは、大腸や小腸の機能性の低下によるものです。極端なダイエットや水分不足、不規則な食生活、加齢による原因が考えられます。器質性便秘は、腸内の病気によって排便の機能が低下していることが原因となります。大腸ポリープや大腸がんなどの病気が考えられます。

また女性の場合は、子宮筋腫も慢性便秘の原因となります。これらの病気によって、腸が押されて狭くなり便の通りを妨げているのです。食生活や生活習慣を改善しても、症状がよくならない場合は、注意しましょう。

慢性便秘の治療法

慢性便秘を予防するためには、食物繊維を豊富に含んだ食事をとることや、適度な運動をこころがけると効果的です。もちろん、十分な睡眠と規則正しい生活も必要です。

さらに、スムーズな排便を促すために、水分を多めにとると効果的です。たとえ便意を感じなくても、毎朝トイレに行くことを習慣づけるとよいとも言われています。

また、朝起きたときに、コップ1杯の水や牛乳を飲むと腸の運動を活発にさせる効果が期待できます。これらの予防策を行っても、慢性便秘が改善されない場合は、重篤な病気が隠れている可能性もあります。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください