男性不妊症だんせいふにんしょう

カテゴリ
男性生殖器の病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

男性不妊症とは

生殖が可能な異性のカップルが、一定期間の性行為を経ても妊娠に至らず、男性側に原因があるものを男性不妊症といいます。日本産科婦人科学会が提唱する不妊の定義としては、「2年が一般的」とされていましたが、2015年に「1年が一般的である」と再定義されています。

男性不妊症の症状

男性不妊症の症状は、発育や発達段階で受けた影響による結果、性的興奮や欲求が欠如する状態になるため、性交渉の際の機能不全につながります。そのため、勃起の状態が不十分な勃起障害や、早漏、遅漏、オルガスムス障害などにも影響を及ぼします。
  
性交渉の際に性的興奮を感じる事ができず、意識と射精の時間差などで違和感を覚える場合もあります。その他の自覚症状はなく、約2年の性行為のもと妊娠に至らない場合、検査を受けて初めて判明する場合もあります。その際、性機能不全や、精子の数が少ない、運動率が悪い、そして全く精子が存在しないなどが結果としてわかる場合もあります。

男性不妊症の原因

男性不妊の原因は、先天性と後天性の原因に大別され、先天性は、遺伝的要素や発育段階での影響が考えられます。
 
また、精子を作り出す機能の低下として、造精機能障害も男性不妊症の中では多い原因の一つとして考えられています。この中には精子が全く存在しない無精子症や、数が少ない乏精子症、運動率が悪い精子無力症なども多く、精子を作り出す機能の低下が不妊という結果に結び付いています。
  
後天性の原因は、生活習慣と密接な関係にあり、ストレスや喫煙、アルコール、糖尿病や肥満などさまざまな要因が間接的に絡み合い、精巣や精子、勃起、射精のトラブルになる原因の一つになります。

男性不妊症の治療法

男性不妊症は、環境的な要因も原因の一つとして考えられているため、不規則な生活習慣などの改善が予防の一つといえます。
  
飲酒や喫煙の習慣がある方は見直しを行い、夫婦で赤ちゃんを迎える体作りをすることが重要です。また、妊娠を望む場合は、男性側も事前に体の検査をすることで、性機能不全、造精機能異常など早期に発見、治療することが可能になります。妊娠には、卵子と精子の適した年齢があるため、バランスの取れた食事や、適度な休息や睡眠など体を整える事が重要です。また精子に異常があれば専門的な不妊治療が必要です。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • 専門家の皆様へ。病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください

男性不妊症に関するコラム