精巣損傷せいそうそんしょう

カテゴリ
男性生殖器の病気
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医師監修

精巣損傷とは

精巣損傷は、事故などの何らかの外的要因により、精巣を損傷してしまう状態です。具体的には、陰嚢部分に内出血や打撲症状となったり、精巣がつぶれてしまったり、陰嚢の皮膚が破れて精巣が外に飛び出してしまうケースなどがあります。精巣損傷を起こした場合は、周囲の尿道や膀胱などの損傷も確認する必要があります。

症状

精巣損傷の比較的軽度な症状としては、打撲による痛みや下部腹痛、吐き気などを引き起こします。打撲の強度が強い場合は、精巣や血管の損傷を伴う場合があり、内出血を起こして陰嚢が赤黒くはれ上がる場合もあります。内出血は、陰嚢にとどまらず、皮下を通じて陰茎や肛門部分、下腹部あたりまで広がることもあります。

更に強い外力を受けた比較的重度の場合であると、精巣がつぶれてしまったり、圧迫により腹部に精巣が引っ込んだまま戻らなくなったりします。最悪の場合は、陰嚢が裂けてしまい、精巣が外に飛び出してしまうことがあります。特に激しい外力を受けた場合は、周囲も損傷している場合があり、尿道や膀胱、骨盤なども十分に確認する必要があります。

原因

精巣損傷の原因としては、精巣部分に強い外力が加わることにあります。よって、考えられるシチュエーションとしては、スポーツを行っているときの事故や、交通事故による精巣部分への圧力、工事などの作業中の事故などを挙げることができます。

強打することにより、精巣部分に痛みを感じた場合も、数分様子を見て痛みが治まるようであれば大丈夫なことが多いです。痛みが続いたり、陰嚢部分が腫れてきたり、変色するようであれば、泌尿器科を受診する必要があります。

また、事故などにより、極端な変形があったり、陰嚢の皮膚が破けるなど重度の状態であった場合は、すぐに緊急搬送をして、外科的手術を行う必要があります。

治療法

精巣損傷は、スポーツ事故や交通事故・ケンカによる打撲などにより起こります。よって、その予防は、打撲につながる事故を未然に防ぐことが挙げられます。

スポーツを行うときには、事故が起こらないように万全の配慮を行うことが必要で試合中や練習中に、事故が起こらないような環境作りを行うことや、陰嚢部分を強打しても精巣を守ることができるような、プロテクターを装着することなどが有効です。

また、自動車を運転するときには事故を起こさないように十分注意をすることが必要です。さらには、ケンカなどに巻き込まれない生活を心がけることも必要です。
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