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「怒り」は身体も心も悪影響。短気は損気、一息入れて元気になろう。

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現代はストレス社会ともよばれており、ついイライラしてしまったり、怒りが爆発してしまうときもあると思います。
しかし、短気は損気。「怒り」は身体にも心にも、そして周りの人たちにも悪影響を与えてしまうのです。
そこで今回は「怒りが身体と心に与える影響」について医師に聞いてきました。リラックスしていきましょう。
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監修:Doctors Me 医師

ストレスの多い昨今「自分は怒りやすい性格だな」と感じているかたも、多いと思います。
激しい怒りを感じると、動悸がしたり、頭に血がのぼってくるような感覚もあって、身体にも変化が起こっていることが予測できますね。

今回は、怒りが人にどんな影響を与えるのか、医師に詳しく聞いてみました。

人が怒っているとき、脳内・体内ではどのようなことが起きていますか?

人が怒りを感じるとき「頭に血がのぼる」という感覚があるように血圧が上昇し、心臓に負担がかかります。

また、全身に力が入り、全身の筋肉、特に肩の付近がこわばります。加えて呼吸が浅くなり疲労感が増す、自律神経のバランスを乱し、さまざまな体調不良をきたす、といったことが挙げられます。

怒ることによって、精神面にどのような影響を与えますか?

怒ることは、自分自身の精神にとっても、強いストレスとなります。

また、怒りを表現したり、人に対して爆発させたりすると、その後の人間関係に影響を及ぼす可能性も高く、後悔の気持ちが出てくることもあります。怒りを抱えると、本人もとてもつらいものですね。

怒ることによって、肉体にどのような影響を与えますか?

怒ることが肉体に与える影響は、以下のことが考えられています。

・怒りを感じている間、血圧が上昇しやすく、心臓や血管などに負担を与える

・自律神経を乱すことから、免疫機能が低下し、感染症などにかかりやすくなる

がんになる確率が上がるという説がある

・強いストレスを感じることで、体内で活性酸素が増加し、老化を進行させやすい

以前より怒りやすくなった場合、問題はありますか?

以前より怒りやすくなったという場合、そのベースに以下のような原因がある可能性があります。

・体調不良
・加齢
・普段の生活環境の変化によるストレス
うつ病認知症などの精神科的な疾患

また、栄養の著しい偏りや睡眠不足なども、怒りやすくなる原因になります。

怒りやすくならないために、気をつけるべきことはありますか?

もともとの性格の傾向、環境の影響などもあるので「怒りにくくなる」というのはなかなか難しいかと思います。

しかし、怒りそうな場面に直面したとき、深呼吸をして気持ちをなだめる努力をしたり、1からゆっくり数を数えたりするのも、気持ちを落ち着けるのに効果がある場合があります。

また、日ごろから気持ちを落ち着ける儀式、例えば以下のような方法を持つこともよいでしょう。

・目を閉じる
・いったんその怒りの場を離れる

怒りやすくならないために、いい食べ物はありますか?

怒りやすくならないためにとるとよい栄養素はいくつかあります。

・ビタミンC
ホルモンバランスを整え、イライラ感を抑えるとされています。イチゴやオレンジなどに含まれますね。

・ビタミンE
アンチエイジング作用があり大切な栄養素ですが、ストレスが強まると大量に消費されてしまいます。
ナッツ類、アーモンドなどに多いことで有名です。

・カルシウム
心を落ち着ける作用があり、牛乳、乳製品に含まれています。

反対にあまり、怒りによくないのはカフェインです。とり過ぎは、イライラのもとになります。

最後に医師からアドバイス

怒りは、自分だけでなく周囲の人への影響も大きいもの。やむを得なく表現したり発散したりする場合もあると思います。

しかし、なすがままにせず、できるだけ自分の怒りの感情とうまく付き合うコツを覚えましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
  • この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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