上腕骨内顆骨折/外顆骨折じょうわんこつないかこっせつ/がいかこっせつ

カテゴリ
運動器系の病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

上腕骨内顆骨折/外顆骨折とは

上腕骨内顆骨折/外顆骨折とは、肘の内側のくるぶしもしくは、外側のくるぶしを骨折してしまう疾患です。転倒して手をついた時に、衝撃が肘に加わることにより骨折してしまうことが多く、幼稚園児や小学生に多く症例が診られます。外顆骨折と内顆骨折を比較すると、外顆骨折の方が症例が多い傾向にあります。

上腕骨内顆骨折/外顆骨折の症状

上腕骨内顆骨折/外顆骨折は、骨折直後から痛みや、腕の異常な動きなどがみられるようになります。また、時間の経過とともに、肘の周辺が腫れたり、皮下出血を起こして皮膚が赤紫色に変色したりなどの症状がみられるようになります。
上腕骨内顆骨折/外顆骨折は、内側や、外側のくるぶしが部分的にかけるように骨折しているため、踝の根元が折れてしまう上腕骨顆上骨折よりは症状が経度なのが特徴です。
レントゲン撮影を行うことにより診断することができます。ただし、骨折のしかたにより治療方法が異なってくるため、正確な骨折型の診断が必要になります。

上腕骨内顆骨折/外顆骨折の原因

上腕骨内顆骨折/外顆骨折の原因は、転倒などして手をついた時に、その衝撃が肘のくるぶしに伝わり、上腕骨内顆や上腕骨外顆が衝撃に耐えきれず骨折してしまうことによります。
特に成長過程の幼稚園児や小学生などは、骨が成長過程にあり、骨幹部に柔軟性がありるため、比較的硬い上腕骨内顆や上腕骨外顆が衝撃に耐えきれないケースが多いとされています。
実際の骨折パターンとしては、折れた部分が回転していない場合・若干の転位をしているもの・回転するように転位したものがあります。折れた部分が回転していない場合は、そのままギブス固定することにより骨が定着するのを待つことにより回復が見込めます。骨が転位している場合は、外科的手術をして骨を正常な位置に戻してからギブス固定する処置が必要になります。

上腕骨内顆骨折/外顆骨折の治療法

上腕骨内顆骨折/外顆骨折の原因となるものは、ほとんどが転倒事故によるものです。よって、その予防策としては、転倒しないための環境づくりをすることが重要です。また、アスファルトなど硬い地面の場所では走らないなどの、日常生活の些細な注意も重要になります。
また、ローラースケートやアイススケートなど転倒しやすいスポーツを行うときには、プロテクターを装着するなど、転倒に対する配慮も必要になります。
空手などのスポーツを行う場合には、正しい受け身方法を身に着け、着地時に手を垂直に地面につけて落下しないようにすることが重要です。
治療の方法には、ギブス固定のみの場合と、骨のずれが激しい場合には修復手術が必要になる場合もあります。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください