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【ハイヒール病&デスクワーク病コラム】Vol.1: 下っ腹ポッコリの原因。実は…

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健康的な美しさとは

身長170㎝で体重52㎏。モデルのような体型なのに、
「下っ腹と腰にだけ脂肪が乗っかって取れないんですー」
と、ローライズのパンツに乗っかったお肉を引っ張って、悩ましげに女性が相談してきました。

「なんでこの部分にだけ脂肪が溜まるんですか?」
「どうすればクビレが出来ますか?」

同じような悩みを持つ女性なら、どうやれば浮き輪のようなお肉を削ぎ落とすことが出来るのかを知りたいと思うでしょう。

ファッションは健康との戦い?

本題の前に、こんな言葉を聞いたことがありますか?

「ファッションは健康との戦いだ」

過去に何人かのスーパーモデルが過剰なダイエットから拒食症に陥って死にいたる悲しい出来事がありました。
そこまで極端な精神状態にならなくても、ファッションへの拘りがある女性の中には、同じような体型への悩みや不満が少なからず存在するのではないでしょうか?

誰もが一目で判断できる、身長やスリーサイズなどのバランスは、その人のステータスの1つです。
ちょっとした下っ腹のポッコリや猫背などの不良体型は、着る服によってカヴァーすることができ、見た目の印象度の悪化を防ぎ、見た目年齢の数字を下げることは出来るかも知れません。

見た目だけを誤魔化さないで!

しかし、その見た目だけの誤魔化しの陰に、

・肩凝りや腰痛、頭痛の原因
・生理痛や生理不順
・不妊などのウィメンズヘルスの異常
・やる気のなさや気分の落ち込みなどの鬱症状に関する問題

…など、多種多様な悪魔が潜んでいるのです。それらのほとんどがサイレントキラーであり、気づかれることなく着々と身体を蝕み続けています。

戦うべき本当の相手は、見た目の美しさや可愛さを誤魔化すためのファッションではなく、むしろ誤魔化そうとする心です。

自分の身体と真摯に向き合い、少しずつ身体を整えていけば、自ずと筋肉も脂肪も本来あるべき位置についてきます。『元気な細胞の集合体である身体こそ、最高のファッションだ』と言える人が増えることが私の願いです。

どうして浮き輪状の脂肪がついて、とれなくなってしまうのか? 

そうなった身体にはどのような健康被害が起こっているのか?
どんなエクササイズをすれば健康的なボディラインを取り戻すことが出来るのか?
これから10回のコラムでは、それらの主な原因を、

1. ハイヒールを履く習慣があること。
2. デスクワーカーが多いこと。
3. 骨盤底筋群の機能低下と女性ホルモンの分泌異常。

の3点に絞り、トレーナーの視点から話を展開していきます。

ハイヒール族はぽっこりお腹に要注意!?

●ハイヒール癖のついた人の身体
・骨盤の前傾(反り腰)によって、腰椎は圧迫され、下っ腹が飛び出た姿勢になる。
・下腹部の筋力の低下と骨盤を前後させるコントロール能力の低下している。


●癖がつくまでの経緯
1. ハイヒールを履いて反り腰の状態が続くと、収縮しっぱなしの腰の筋肉が癒着し、(筋繊維、筋膜、骨膜の癒着)収縮機能が低下していく。

2. 腰回りの血行不良を招く。

3. 働かない腰に代わり、その上下の筋肉が過剰に働く。(お尻の筋肉と腰から肩甲骨にかけての背中全体の筋肉)。

4. 最初は腰の働きを補うために働いていた筋肉も過剰に使われ疲労が溜まる。

5. 疲労が溜まると筋肉の収縮機能は衰える。よって、お尻、背中下部も血行不良となっていく。
筋肉が十分に収縮せず『血が流れ込まない』という事は、その部分の体温が下がり、脂肪が付きやすい状態になっているということ。また脂肪は、血流に乗って水と酸素が運ばれてくることで、はじめて燃え始めるので、溜まった脂肪が燃焼されにくい状態にもなっています。

6. 結果的に浮き輪のような脂肪がついて、取れにくい状態になってゆく。

3,4,5、の理由から、腰回りに浮き輪のお肉がついている人は、まず間違いなく腰痛保持者か、臀部のマッサージをすると痛みを感じます。心当たりのある人は、自分で押したり解したりして、チェックしてみてください。

リラックスした状態でうつ伏せになり、誰かに背中やお尻を押してもらうか、マッサージに行ってみれば、その痛み具合を知ることが出来ると思います。ちょっと触られたり押されたりしたぐらいで痛みを感じる筋肉というのは、筋肉の病気だと思ってください。放置すると、その筋肉に繋がっている関節部分で、慢性的な痛みを発するようになります。

風邪の予防、肌のケア、車のメンテナンスが大切なように、人の身体もコンディショニングが大切なのです。

~パーソナルトレーナー:生西 聖治~
  • この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • 専門家の皆様へ。記事の内容について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください
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生西 聖治

1977年4000gの巨漢児にて出生後、12歳で100㎏、15歳で130㎏越を記録。自身のダイエット経験を活かしパーソナルトレーナーとなり、日本トレーナー協会を設立。現在、目黒のボディメイク&ボディケアハウスにて、パーソナルトレーニングの指導を中心に、ボディワークショップや料理教室も開催する異色のトレーナー。

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