櫻井翔主演「君に捧げるエンブレム」脊髄損傷から車椅子バスケに挑む

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監修:Doctors Me 医師

2016年11月1日(木)嵐の櫻井翔さんが車椅子バスケに挑む主人公を演じる、2017年1月3日(木)放送予定のドラマ『君に捧げるエンブレム』の映像が公開され、大きな話題を呼んでおります。

交通事故による脊髄損傷の影響で、車椅子生活を余儀なくされながらも、そこからバスケに熱を注ぐドラマとなっており、櫻井さんも骨太な力強い作品、とコメントで語っていました。

そこで今回は主人公を襲った「脊髄損傷」がどのような影響を与えるのか、リハビリの内容はどのようなものなのかを医師に解説していただきました。

※11月9日更新

『君に捧げるエンブレム』あらすじ

主人公の鷹匠和也(櫻井翔)は23歳でサッカー日本代表にも選出された、才能あふれるJリーガーで、仲川未希(長澤まさみ)との結婚を控えていました。

しかし、和也は交通事故によって脊髄損傷し、車椅子生活を余儀なくされることに。未希は絶望する和也を献身的に支えますが、先の見えない日々にいらだちを覚えます。

ある日偶然に車椅子バスケを目撃した和也は、その凄まじい熱気に心を奪われます。その日をきっかけに、パラリンピック日本代表選手を目指す挑戦が始まりました。

脊髄損傷とは


主に事故や高いところからの落下、スポーツなどによる強い外力によって脊髄が損傷されてしまう病態をいい、損傷された部位によって症状は異なります。

完全型の脊髄損傷の場合は、損傷した部分より下流の部位には脳からの運動の指令が届かなくなり運動機能が失われることになります。

損傷した場所が上であるほど失われる能力は多くなりますが、車椅子の生活になるのは下部の胸椎から腰椎における損傷が起こったケースなどです。

脊髄の役割


脊髄の役割は、脳からの指令を身体の各部に伝えたり、また、身体の各部からの様々な情報を脳に伝える際の通り道となると考えるとわかりやすいかと思います。

それから、身体の各部分の反射の中枢としての機能も持ち合わせています。

脊髄損傷による人体への影響

脊髄損傷は、損傷されたレベルによって影響が大きく異なります。

完全型の場合、頸髄の高い部分が損傷すれば呼吸も自分ではままならなくなることがありますし、仙髄以下であれば排泄などの機能に影響が出るのが主な障害となることもあります。

脊髄損傷による症状

■自発呼吸が出来なくなる

■体幹をまっすぐ保持できなくなる

■両方の下肢がマヒして歩けなくなってしまう

■排泄が自分でコントロールできなくなる

■男性の場合、勃起機能に問題を生じる

車椅子を必要とする場合のリハビリ


今回のように車椅子が必要になるような体幹は保てても下肢は麻痺しているといったケースでは、車椅子の操作の練習をおこないます。

必要な筋肉などを付けて、日常生活で不自由なことを減らしていくことを目標にリハビリがおこなわれることになるかと思います。

車椅子バスケに挑むことによる好影響


脊髄損傷の患者さんは、この主人公のようにもともと非常に優秀なスポーツ選手であったケースも多く、車椅子バスケのような本格的なスポーツを行うことは生きがいにもなります。

また、子供などにスポーツで大活躍する本来の自分らしい姿を見せたい、といった気持を満たしてくれる可能性もあると思いますね。

医師からのアドバイス

何らかのハンディキャップを持ちながらもパラリンピックなどで大活躍をしている選手を見ると、強い感動を覚えます。

日本チームや日本人選手のナイスプレーが今年も楽しみですね。

(監修:Doctors Me 医師)
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