- 相談者39歳/女性
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ホルター心電図をして、ナトリウムチャネル
ブルガダ症候群とはどんな意味がありますか?
- 医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。ご不安なお気持ちお察しします。
ブルガダ症候群は、心臓の中の電気信号の流れに問題が起こることで、心臓が効率的に血液を送り出せなくなるような状態になりやすく、失神・突然死などを引き起こすことがありえる状態とされています。
ナトリウムチャネルとは、ナトリウムを心臓の細胞の内外でやりとりするための出入り口にあるもので、ブルガダ症候群の一部ではナトリウムチャネルに生まれつきの変化がある場合もあるとされています。それによって心臓の細胞の電気信号に不調が起こることがあります。
突然死を防ぐために、薬での治療や、もし心臓が止まった時に電気ショックをかけて心臓が再度動くのを助けてくれるような装置を心臓付近に埋め込む治療が行われることがあります。
くわしくは循環器内科などでご相談をお願い致します。
- 相談者39歳/女性
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ナトリウムチャネルがプラスでブルガダ症候群以外にも病気ありますか?
突然の胸痛、頭痛がありました
- 医師からの回答
- ナトリウムチャネルが存在するのは生き物として当然のことであり、プラスであることで病気になるということはありません。例えば尿タンパクがプラスということであれば、尿タンパクは普通はマイナス、つまり存在しないのが普通ですので、プラスであることに意味がありますが、ナトリウムチャネルがプラスというのは、どういう意味か分かりません。前後の文脈を読んだり、検査結果全体を把握しないと、意味が分からないのではないかと思います。