- 相談者39歳/女性
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60代母についてです。
もともと過敏性腸症候群で便秘体質でした。
一年半前腹痛がきつく受診してレントゲンとると便がたまり閉塞手前でした。かんちょうをして落ち着き念の為CTをとりましたが異常なしでした。
大腸内視鏡をしたときに、麻酔で血圧がさがったのと、カメラの挿入のとき痛みが強く一部はみれずでした。
お腹の手術とかしたことありますか？ときかれたみたいです。もしかしたら癒着があるのかもしれません。
母は分娩も自然分娩で手術歴はありません。
もしがんなどであればctにうつりますか。
あれから一年半、マグミットで便秘コントロールはできています。
癒着する原因はなにがありますか？
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医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。お待たせして申し訳ございません。
お母さんのことでしたらご心配ですね。
一つ目のご質問ですが、腸の癒着する原因についてですね。
一般的に腸管が癒着する原因として言われるのに、開腹手術をうけると手術の後の部分が治っていく過程で癒着がおこります。ただ、これでは問題のないことが多く、腸管が癒着して起こるイレウス（腸閉塞）という状態があります。手術後の癒着で腸がしめつけられたりすると起こります。これは状態であってその原因が腫瘤（ガンなど）であったり、生まれる前の遺残物であったりとまたさまざまです。
もうひとつの質問ですが、ガンがCTで発見できるかについてですね。
これについてはがん自体が発見できる場合もありますが、腸についてはやはり内視鏡が肉眼的に評価できるので優れた検査といえます。またがんは発見できなくてもさきほどお伝えしたイレウスがCTで見つかり、その原因ががんであるという場合もあるでしょう。
参考にしていただければと思います。
医師からの回答
- 相談者39歳/女性
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ありがとうございます。
大腸がんによるイレウスだとしたら一年半マグミットでコントロールできたりしますか？
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医師からの回答
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再度のご質問ありがとうございます。
イレウスの原因が大腸がん由来であればマグミットでのコントロールは難しいでしょう。
ただ、イレウスが他のがん由来で起こるタイプ、腹膜炎が起きているとしたらコントロールできる場合もあるかと思います。
ただ、腹膜炎とすればCT検査で腹水を見つかったり、診断できる場合が多いですのでCTで問題ないといわれていたら相談者さんのお母さんには考えにくいかと思います。
- 相談者39歳/女性
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そうなんですね、ありがとうございます。
悪性でイレウスになりかけた可能性より、
強い便秘の可能性はありえますか？
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医師からの回答
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再度のご相談ありがとうございます。
お母さんの経過で、その後の経過と現時点で便秘がコントロールできていて嘔吐や血便がないのであれば悪性の大腸がんは考えにくいかとおもいます。
便秘も程度はさまざまですので救急車で来院される方もおられます。
ただ、さきほどお伝えした大腸がんではない、腹膜炎については、女性ですので婦人科系などがん検診など定期的に受けて問題ないことを確認していただくとさらに安心かと思います。
参考になりますでしょうか。
- 相談者39歳/女性
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ありがとうございます。
子宮がん検診は毎年うけています
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医師からの回答
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ご返答ありがとうございます。
おそらく子宮がん検診を受けておられるのなら超音波検査も同時にしていることが一般的と思いますので卵巣も一緒に確認していればなお安心かと思います。
可能性は低いかと思いますが、お母さんの便秘が悪化するようでしたら、かかりつけの先生とご相談されることをおすすめします。