咽頭痛いんとうつう

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医師監修

咽頭痛とは

咽頭痛とはあまり聞きなれない感じがしますが、大まかに言うと喉の痛みです。物が飲み込めないほどの痛みや発熱を伴う場合は早めに病院にかかることが大切です。

咽頭痛の症状

咽頭痛と言う難しい文字を使っていますが、喉の痛みの事です。痛みを引き起こす原因はいろいろありますが、代表的なのは風邪のウイルスによって引き起こされるウイルス性疾患です。喉頭や扁桃腺が赤く腫れ、不快な痛みを伴います。又、飲食物が喉を通過する時には激しく痛む事があり、時には唾を飲み込むだけでも痛む事があります。風邪による原因の場合、放置しておくと鼻汁・発咳・発熱・倦怠感・関節痛等の典型的な風邪の症状に移行する場合があり、そうなると喉の痛みだけでは済まず、寝込んでしまう事になります。また、風邪が咳から始まって、その咳き込みが長く続くと喉が痛み出すことがありますが、これは喉に負担をかけた事による炎症です。喉の痛みがつらかったり、それほどでもなくても痛みが数日続くようであれば、我慢はせずに病院で診察を受けましょう。診察の結果によっては、入院の必要な場合もあります。一例として、扁桃腺の腫れがひどくなっている場合は呼吸困難に陥る事があるため、入院を勧められます。また、咽頭や扁桃腺が腫れていても、発熱しない場合もあります。喉の痛みだけだから、と甘く見ていると、扁桃周囲膿瘍や急性喉頭蓋炎などの緊急措置が必要になる重大な疾患等を見逃してしまうことがあります。また、喉の痛み以外に症状がない場合でも油断をしてはいけません。体調やウイルスの性質などにより、喉の痛み以外の症状が出ないこともあります。また、咽頭や扁桃腺は、腫れてしまうと、自然治癒することが少ないので抗生物質などの薬が必要です。病院に行き、症状にあった薬を処方してもらうようにしましょう。病院に行けばすぐ処方してもらえますので痛みを我慢しないようにしてください。診察を受けたら医師から薬を処方されますが、抗生物質が含まれているので、定められた用法を厳守しなければなりません。抗生物質は、飲み忘れや飲み過ぎをしてしまうと、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。また、溶連菌感染の場合、全身に発疹が現れることがあり、猩紅熱とも呼ばれています。他にも、頭痛や身体の倦怠感、喉の渇き、喉の異物感、咳が出る、咳が続く、中耳炎ではないのに喉の痛みが耳に伝わり耳が痛く感じる、といった症状も出る場合があります。発熱を伴い、咽頭や扁桃腺が腫れている疑いがある場合は、早めに受診しましょう。受診の際、どのような症状が、どれだけの期間続いているのかを伝えられるようにしておくと、診断も早くなり、適切な治療が受けやすくなります。問診でいきなり症状や期間を的確にこたえることは難しいので、病院に行く途中や、待合室などで、あらかじめ症状や期間をどのように伝えるか決めておくと、尋ねられた時にスムーズにこたえることができます。


風邪以外にも、咽頭痛が起こる事があります。カラオケで長時間歌ったり、応援などで大声を出し続けたりすると、喉の痛みを感じます。風邪の時と似たような痛みなので、痛みで原因を特定するのは難しいですが、風邪のような感染性でなければ、1~2日で症状が収まります。その他鼻づまりなどで口呼吸を続けていると喉が痛んできます。鼻と違い、口呼吸は外の空気が直接入り込んでしまうので、喉が乾燥したり、ほこりや様々な微粒子が喉に付着して、炎症を引き起こします。これもすぐに収まる場合もありますが、程度によっては薬の処方が必要になる場合もあります。痛みがいつまでも収まらないようであれば、医師の診察を受けましょう。

咽頭痛の原因

咽頭痛を起こす原因はいくつかありますが、ほとんどがウイルス感染だと言われています(この場合は咽頭炎と言われることが多いです)。主にアデノウイルス、インフルエンザウイルス、溶連菌、などが中心です。少数ケースとして咽頭ガンや悪性のリンパ腫などから起こることもあります。ちょっとした喉の痛みはカラオケや飲酒、タバコなどが原因でも起こりますがこちらも放置すると慢性喉頭炎(慢性的に喉頭痛を感じる)になり受診が必要になってきます。咽頭の痛みと共に他の症状があらわれている場合はウイルスに感染している、もしくは別の疾患があると思っていいでしょう。

かなりまれなケースですが、大動脈解離など、喉とは関係なさそうですが重大な疾患から咽頭痛が起こることもあります。また、感染しているウイルスによって効果のある抗生物質が変わってきますので処方された薬が効かないと感じたら再受診が必要です。

咽頭痛の予防/治療法

咽頭痛の原因はウイルス感染が主です。そのためまずはよくうがいをすることです。喉が乾燥することでウイルス感染もしやすくなるため水分を摂ったり、部屋を加湿するなどで十分予防できます。また、咽頭痛を起こすウイルスは感染性が強く、流行することも多いので流行の兆しが見えたら人混みを避ける、マスクを着用する、などで予防しましょう。

ウイルスに感染すると咽頭痛だけでなく発熱や鼻水や咳など多くの症状に苦しむことになりますので日常的にうがいや手洗いを意識しましょう。もし強い咽頭痛を感じることがあればそのままにせずに早めに受診してください。多くの場合、抗生物質などによりすぐに回復します。悪化すると食事もできずに夜も眠れないくらいの痛みになってきますので我慢せずにきちんと受診しましょう。発熱などの症状がある場合は内科を受診でもいいのですが症状の中でも特に喉の痛みが強い場合は耳鼻咽喉科の受診をお薦めします。

咽頭痛の薬の上手な選び方・使い方

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咽頭痛とはのどの痛みのことを指します。咽頭痛を起こす原因には様々なのもが挙げられますが、身近なものでいえば風邪症候群による咽頭痛ではないでしょうか。風邪の原因としてはウィルスによる感染がほとんどであり、空気中のウィルスを鼻から吸い込んでしまったり、手についたウィルスを口の中に入れていまったりすることで感染してしまいます。ウィルスによって感染した風邪は1週間もすれば、自然に治癒するでしょう。しかし治癒するまでの間の咽頭痛などの不快な症状に対しては、それらを和らげる薬を使ってコントロールする必要があります。咽頭痛に対する薬を選ぶときは、解熱鎮痛成分が含まれた商品を選びましょう。ドラッグストアなど市販の薬にも解熱鎮痛成分が含まれたものは販売されています。解熱鎮痛成分には、アスピリンやエテンザミドといったサリチル酸誘導体成分やイブプロフェン、イソプロピルアンチピリンやアセトアミノフェントと呼ばれるものがあります。この中でも特にイブプロフェンは優れた炎症作用があり、のどの痛みや関節痛に効果的です。またこれらの解熱鎮痛剤は内服タイプで販売されています。パッケージに書いてある用法を守って使いましょう。また胃を荒らさないようにするために食事の後に服用すると良いです。
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