咽頭痛いんとうつう

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咽頭痛に関する薬

薬剤師監修

咽頭痛の薬の上手な選び方・使い方

咽頭痛とはのどの痛みのことを指します。咽頭痛を起こす原因には様々なのもが挙げられますが、身近なものでいえば風邪症候群による咽頭痛ではないでしょうか。風邪の原因としてはウィルスによる感染がほとんどであり、空気中のウィルスを鼻から吸い込んでしまったり、手についたウィルスを口の中に入れていまったりすることで感染してしまいます。ウィルスによって感染した風邪は1週間もすれば、自然に治癒するでしょう。しかし治癒するまでの間の咽頭痛などの不快な症状に対しては、それらを和らげる薬を使ってコントロールする必要があります。咽頭痛に対する薬を選ぶときは、解熱鎮痛成分が含まれた商品を選びましょう。ドラッグストアなど市販の薬にも解熱鎮痛成分が含まれたものは販売されています。解熱鎮痛成分には、アスピリンやエテンザミドといったサリチル酸誘導体成分やイブプロフェン、イソプロピルアンチピリンやアセトアミノフェントと呼ばれるものがあります。この中でも特にイブプロフェンは優れた炎症作用があり、のどの痛みや関節痛に効果的です。またこれらの解熱鎮痛剤は内服タイプで販売されています。パッケージに書いてある用法を守って使いましょう。また胃を荒らさないようにするために食事の後に服用すると良いです。

咽頭痛の薬の副作用と注意点

風邪症候群の咽頭痛には解熱鎮痛成分が含まれている薬を使うと良いですが、それぞれの成分について副作用など使用上の注意点もいくつかあります。例えばアスピリンを使う場合、原則として15歳未満の小児、特にインフルエンザなどの発熱時には使用しないようにします。これは副作用としてインフルエンザ脳症やライ症候群が起こる可能性があるからです。またアスピリン喘息の人も使用を控えましょう。またイブプロフェンについても、15歳未満の小児やアスピリン喘息には使わないようにします。そして空腹時に使用すると胃を荒らす可能性があるので、食事を摂ってからの服用が良いです。更にイソプピルアンチピリンという成分は、一般にピリン系薬物と呼ばれています。そのためピリン系薬物で薬疹を経験した人は、服用を避けるようにします。そしてアセトアミノフェンは、一般的に安全性が高い成分といわれています。そのため、小児の解熱鎮痛剤として用いられるケースが多くなっています。しかし安全に使えるからといって、熱が下がらないときに間をおかずに服用したり、過剰投与してしまうと低体温を起こす可能性があります。そのため決められた用量・用量を守って使う必要があります。

咽頭痛の薬の飲み合わせ

風邪などで引き起こされる咽頭痛で用いられる解熱鎮痛剤を使うときに、他の薬との飲み合わせに注意する必要があるのか疑問に思う人は多いでしょう。例えばアスピリンを使用する場合、抗血小板薬や抗凝固薬などを一緒に使っていると出血傾向が強まる可能性が出るなど、その症状に影響を与える可能性があるので使うときは慎重になる必要があります。また糖尿病の患者でインスリンや血糖降下薬を服用している場合、アスピリンやイブプロフェンと併用すると血糖降下薬の作用が強く出る可能性があるため併用には注意する必要があります。

ところでお酒を飲むと、体の中でCYP2E1と呼ばれるアルコールを代謝する酵素が働き、それによってアルコールが分解されます。一方、アセトアミノフェンはこのCYP2E1によって代謝されると、肝毒性をもつ物質が産生されることが分かっています。(ただしアセトアミノフェンは、普段はこのCYP2E1以外の酵素で代謝されるため問題とはならないのです。)そのためこれらのことを合わせて考えると、アセトアミノフェンを服用する場合はお酒と一緒に使わない方が良いのです。もっともアセトアミノフェン以外の他の成分であっても、お酒で薬を飲まないようしましょう。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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