禁煙に関する薬

薬剤師監修

禁煙の薬の上手な選び方・使い方

禁煙の薬にはニコチンガム、ニコチンパッチ、バニレクリンと呼ばれる3つの薬があります。

ニコチンガムは1回につき1個をゆっくりとしたスピードで噛むことで唾液中にニコチンが放出されるような仕組みになっています。ペパーミントやマンゴーといった風味がつけられているので、好みに合わせて服用できるのが特徴です。ニコチンパッチは薄いシートを貼って、禁煙に必要なレベルのニコチンを安定的に出してくれるようになっているのが特徴です。長時間の維持が見込まれているのも特徴の一つで、服で隠せるのが魅力になっています。バニレクリンは飲み薬で、他の二つと異なっている点があります。それがニコチンを含んでいないという部分です。この薬ではニコチンを得るというタバコを吸った場合に感じる満足度を下げていくのが狙いです。

上手に選ぶ方法としては、まず自分に合った方法から選ぶことです。例えばガムが苦手であるのにもかかわらず、無理にニコチンガムを噛んでいても持続しないので、禁煙を成功させることが困難になるでしょう。ガムでは無理な場合でも飲み薬が苦ではなく続けられるのであればバニレクリンでの禁煙に成功するかもしれません。また金銭面でも違いがあったり自分の体にあった治療法もあるので、医師との相談も行っておくとよいでしょう。

禁煙の薬の副作用と注意点

ニコチンガムやニコチンパッチにはニコチンが含まれているため、過剰に摂取すると副作用で別の症状を引き起こす可能性もあります。

まずは消化器系の症状ですが、嘔吐や腹部の不快感、食欲の減退を引き起こしたり下痢になってしまう場合もあります。食欲の減退から体力が低下して、風邪を引いてしまっては元も子もありませんので、気をつけてください。精神神経系では頭痛やめまい、眠気といった症状が現れてきます。頭痛やめまいで頭が働かず、仕事や私生活に支障をきたしてしまうのは良くありませんので、注意が必要です。循環器では動悸がしてしまうというケースも見られますので、異変を感じれば担当医に相談しましょう。ニコチンパッチの際は発疹やかゆみを伴う可能性がありますので、皮膚が赤くなったり、かゆくなってしまった場合はニコチンパッチの使用を控えるようにした方がよいのです。

注意点として挙げられるのはニコチンの量に関する問題です。無理をしてニコチンを減らすような意識はしない方がよいでしょう。ニコチンの減少を意識しすぎて我慢しきれずに禁煙をやめてしまうケースもありますので、徐々に減らしていくような治療を行うのが続けられる秘訣です。正しい方法で治療を行うことが禁煙の成功へと繋がってきます。

禁煙の薬の飲み合わせ

まず挙げられるのが他の禁煙の薬と飲み合わせてもよいのかという問題ですが、強い副作用を伴う危険性が高いため、他の禁煙を促す薬との併用は避けるという決まりがあります。また禁煙の薬を併用してしまうという行為は禁煙の治療を行っている状況を自ら壊してしまうような事態になってしまいかねないのです。そういったことからも禁煙の薬は併用することなく、一つのもので行っていくことが大事なのです。

胃薬の服用を行うことも胃薬に含まれている成分と禁煙の薬との相性が良くない場合があることから、なるべく避けるようにした方が賢明です。またこの胃薬の問題に関しては腎臓の病気を患っている人に処方される胃薬との併用が、より危険度が高いため、禁煙の薬を使った治療を考える際には医師との相談は必要不可欠になってきます。

禁煙の薬と他の薬との飲み合わせは、できるだけ避けた方がよいとされています。誤った飲み合わせを行ってしまえば強い副作用から別の症状を発症して、そちらの治療を優先していかなければならないような状況に陥ってしまうケースも考えられます。健康のために禁煙の治療を行っているはずが、自分の健康を脅かしてしまうようなことになれば治療の意味がなくなってしまうので、禁煙の治療の際には慎重な姿勢が重要です。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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