充血に関する薬

薬剤師監修

充血の薬の上手な選び方・使い方

充血は2つのタイプに分けられています。1つは目を使いすぎてしまって疲れから生じてしまう充血で、もう1つが外部から受けた刺激や病気によって炎症が起きてしまうタイプの充血です。

目の疲れからくる充血を抑えるためには血行を良くするように促してくれる成分が含まれているものやピントの調節機能を改善して眼精疲労を回復させてくれる成分が含まれているものを選ぶ方がよいでしょう。また角膜を回復させたり、目の組織の呼吸の回復を促してくれたりといった成分が含まれたものであれば疲れ目になりにくくなるので、眼精疲労の予防にも効果的です。

対して外的な刺激や病気による充血の場合です。外部の刺激が原因であれば、目に入った異物を洗い流してくれるものや紫外線を浴びてしまったことで充血した場合に治療できる成分が含まれた薬を市販のものから選ぶとよいでしょう。病気からくる充血の場合にはアレルギー作用を抑えるクロモグリク酸ナトリウムやかゆみを抑えるクロルフェニラミンマレイン酸塩と呼ばれる成分が含まれているものを選べば治まる場合があります。しかし、病気からくる充血の場合には市販薬では治まらない場合もありますので、その場合は医師に相談しましょう。

充血の薬の副作用と注意点

充血の薬を使用する際に注意しておくべき点があります。例えば血管収縮剤を使用する場合においての注意点です。血管収縮剤の含まれた薬は充血を抑えてくれますが、重度の炎症が起こってしまっている場合にも炎症を和らげてしまうために発見が遅れてしまい、治療も遅れてしまうため、病気を治すまでの時間が長くなってしまうケースがあるのです。

疲れ目に関する問題でも同じようなことが言えます。疲れ目だと思って、市販の疲れ目に効く薬を使っていても改善しない場合があるのです。治らなくて、おかしいと異変を感じていても市販の薬で治るはずだという過信をしてしまうこともあります。そうなれば病気の兆候である可能性を無視してしまっていることになるのです。疲れ目は眼精疲労に発展してしまい、さらにはドライアイや緑内障、白内障などの重大な病気を発症してしまうといったことの前触れであることを忘れないようにしてください。

市販の薬で治らないという状態は自分で選択した薬が発症している炎症や病気に合っていないケースか、重大な病気を発症しているかの2つのパターンに分かれますが、不安な場合には自分で判断するよりも眼科の医師に診察を行ってもらうことをオススメします。

充血の薬の飲み合わせ

目薬の中には心臓の動きを変えたり、血圧を下げてしまうといった効果が含まれている場合があるのです。そういったことから心臓に関する薬や血圧に関係する薬を飲んでいる人は合わせて飲んでしまうような行為は避けるべきです。

目の治療に使っている薬は食物繊維入りの特定保健用食品と一緒に摂取することを避けなければなりません。一緒に摂取することによって薬が吸収されにくくなる原因になるだけでなく、薬の効果自体を弱めてしまう結果を招くのです。

またアルコールと一緒に摂取することは危険です。アルコールには血管を広げてしまう作用が含まれているので、血圧や血管を調節するような薬との相互作用によって成分の過剰摂取になったり、薬の効き目が薄れてしまったりといった状況に陥ってしまう場合も少なくありません。アルコールとの飲み合わせは危険なもので、呼吸困難を引き起こしたり、意識障害や昏睡状態になるといった状態が起こってしまうこともあるので、なるべくならアルコールを摂取しないように心がけた方が賢明でしょう。どうしてもアルコールを摂取しなければならないようなことがあるのならば、事前に医師や薬剤師に薬の服用とアルコールの摂取に関することを尋ねてみてみましょう。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
  • 専門家の皆様へ。薬の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

充血に関する薬一覧