動悸に関する薬

薬剤師監修

動悸の薬の上手な選び方・使い方

胸がドキドキする動悸の原因には色々あり、過剰な興奮や緊張状態等ストレスによるもの・カフェインやアルコール等自律神経を刺激し血圧を変化させる働きがある物の過剰摂取・インスリンの過剰摂取や副交感神経を弱める薬剤の副作用等が考えられます。また原因となる疾患も多く、狭心症や不整脈・バセドウ病・貧血・更年期障害等様々な症状が当てはまるので注意が必要です。薬を選ぶ際には原因をキチンと特定して知る必要があり、市販薬でも対応出来る原因かどうか必ず受診します。動悸だけの改善で処方される薬剤は殆どなく、精神的な原因であれば抗不安薬や抗鬱薬等です。気管支拡張薬等の薬剤の副作用であれば、原因となる薬剤を中止して医師や薬剤師に相談する必要があります。心房細動に効果がある薬剤の使い方として指示された用法用量をキチンと守り、年齢や症状によって適宜増減量されるので指示を守る事が大事です。飲み忘れた場合でも次回に2回分服用は禁止で、服用間隔が短いと効果が強く出る恐れがあるので服用する時間に注意しましょう。間違って多く服用した場合は医師や薬剤師に連絡します。自己判断は非常に危険ですので、用法用量を守れなかった時の注意事項を事前に確認しておく事が大切です。

動悸/息切れの薬の上手な選び方・使い方

動悸とは心臓の動きを強く感じる速く感じるといった症状や、脈拍が乱れるといった症状です。息切れは息をすることが難しく呼吸をした時に不快感を感じる症状です。動悸や息切れは激しい運動をした際には誰でも感じるものですが、軽い運動でも動悸を感じる方は心臓の働きが低下しているかもしれません。心臓の機能が低下すると全身に十分な血液を送ることが出来なくなるため、心臓が脈拍数を多くすることによりその機能低下分を補おうとしたり、呼吸回数を増やすことによって酸素の供給不足を補おうとします。このため動悸や息切れといった症状があらわれます。またストレスや不安により動悸や息切れの症状があらわれる方もいらっしゃいます。動悸や息切れの症状改善には主に心臓の機能を高める効果のある薬と動悸・息切れの原因となる緊張を和らげる薬の2種類があります。緊張を和らげる薬では、ストレスや不安などが原因で起こる動悸や息切れを解消することができます。自分の動悸・息切れの症状が心臓機能の低下によって引き起こされているものなのか、ストレスや不安により一時的に引き起こされている症状なのか原因をよく確認することで症状改善に最適な薬を選ぶことができます。

動悸/息切れの薬の副作用と注意点

動悸や息切れの症状改善のために薬を服用する場合には注意が必要です。心臓機能の低下による動悸・息切れの改善の薬を服用する場合、発疹や発赤、かゆみや嘔吐などの副作用が出る場合があります。心臓機能の改善を行う市販薬の多くは漢方薬のため、いずれの副作用も症状は軽く頻度も少ないですが服用の際には注意を心掛け副作用があらわれた場合には服用を停止し医師に相談してください。ストレスや不安からくる動悸や息切れ改善の薬には精神安定剤β遮断薬があります。精神安定剤β遮断薬には睡眠導入効果や筋肉を和らげる効果があるため薬の服用により眠気や脱力感などの副作用を生じる場合があります。精神安定剤やβ遮断薬ではの、場合長期間服用し続けると依存症や禁断症状が現れることがあるため長期間の服用には注意が必要になります。また薬の服用によりアレルギー反応や目の異常、頭痛、めまい、低血圧といった副作用がでることもあります。他の薬でこれらの副作用を感じたことがある方は薬の服用前に薬剤師や医師に相談のもと薬の服用をしてください。動悸や息切れの市販薬を服用してこれらのような副作用が出た場合には病院で医師の診断を受けることをおすすめします。

動悸の薬の副作用と注意点

薬剤の種類によって違うかもしれませんが、主に発疹・歯肉が厚くなる・血圧の低下・頭痛・便秘・眩暈・吐き気が挙げられます。交感神経を鎮める効果があるので、副交感神経を刺激する副作用が多く認められる傾向が強いです。副作用で注意すべき症状は眩暈や呼吸困難等の意識障害と広範囲に渡る赤い発疹や発熱等は命の危険があるので気を付けます。他に違和感や不快な症状があれば医師や薬剤師に相談する必要があり、強い症状でなくても必ず連絡して指示を受けるべきです。時間の経過と共に症状が強まったり、危険な状態に急激に進行する可能性もあるので軽く見ない様にしましょう。抗精神薬等の動悸を和らげる薬剤では副交感神経を活発にする為に血管が広がり全身の筋肉が緩み、倦怠感が強く出る可能性が高くなります。もともと血圧が低い方や貧血気味・喘息の持病があると動悸に対応した薬剤は別の症状を強めるかもしれないので処方されません。服用してはいけない体質や持病が当てはまるかどうか医師と良く相談して処方してもらいます。例え原因が判っていて市販薬で対応出来ても、注意書きを良く読んで服用しても問題ないか薬剤師や登録販売者に確認してみるとベストです。

動悸/息切れの薬の飲み合わせ

動悸や息切れ改善の薬には心臓の機能を改善させる漢方薬と、ストレスや不安からくる症状を改善する精神安定剤やβ遮断薬があります。心臓の機能を改善させるための漢方薬を服用する場合には同じ効果のある成分の含まれた薬と同時に服用しないよう注意してください。心臓機能を改善する漢方薬にはジギタリスやセンソと同様の働きをする成分が含まれています。他の薬と飲み合わせる場合には取扱い説明書を確認のもと服用してください。精神安定剤やβ遮断薬を服用する場合には痛み止めの薬との飲み合わせに注意してください。精神安定剤やβ遮断薬、痛み止めの薬では不安感の抑制作用や痛みの抑制作用があります。そのためこれらを同時に服用すると体がリラックスしすぎてしまう可能性があり、かえって心拍数があがってしまったり呼吸数が上がってしまったりすることがあります。最悪の場合、倒れてしまうこともあるため服用前には説明書をしっかりと確認することが重要です。いずれも、動悸や息切れ改善の薬と他の薬を同時に服用したい場合には説明書をよく読み薬剤師に相談のもと服用するようにしてください。また病院で治療を受けているかたや病院で処方されている薬がある方は医師に相談のもと服用するようにしてください。

動悸の薬の飲み合わせ

薬の飲み合わせで注意されるのは食べ物ですが、薬と薬の相性も良く確認します。例えば喘息の薬剤と動悸の薬は同じ成分が入っている可能性があるので、常に服用しなければいけない薬剤があれば受診する際に医師に相談しましょう。お薬手帳を持参して受付で渡しておくと診察もスムーズに行えます。胃酸の分泌を抑える薬剤も効果を強めてしまう可能性があるので、市販薬でも服用する時は確認すべきです。

飲み合わせで良くない食べ物の代表格であるグレープフルーツ(ジュースも含む)は様々な薬剤の効果を邪魔します。特に降圧剤や心房細動の薬では効果を強めてしまうので摂取はいけません。グレープフルーツの影響は少しの量でも24時間以上あり、長いケースでは7日程度まで続きます。時間を空ければ問題ない食べ物ではないので、どんなに大好物でも薬剤を服用している期間は摂取しない方が無難です。八朔やザボン、スウィーティーも同じ様に薬物代謝酵素の働きを抑制するので摂取は控えます。但し同じ柑橘類でも温州ミカンやレモン等は影響しないので注意書きを良く読んで確認する事が大事です。もし朝食でグレープフルーツを食べた後に、薬剤を処方されたら医師や薬剤師に相談して最初に服用するタイミングを聞きます。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
  • 専門家の皆様へ。薬の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください
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