吐き気がする時に効果的なツボとは?緊急時に役立つ対処法

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監修:Doctors Me 医師

気持ち悪い、むかむかする、吐き気があると勉強も仕事も支障が出てしまいますね。ひどい場合は、朝起きることすら難しいかもしれません。

家を出る前はなんとかなるかな、と思っても通勤電車の中でひどくなる場合も。自己判断で悪化させる場合もあります。

今回は、その原因や効果のあるツボについて紹介します。

原因


ひとくちに「吐き気」といっても、様々な要因があります。

二日酔い


飲酒後の二日酔いの症状として多いのが、吐き気と嘔吐です。アルコールは利尿作用があるので、体内の水分が奪われます。気が付かないうちに脱水症状が進むことで、起こります。

またアルコールを分解してできるアセトアルデヒドが排出しきれない場合にも見られます。アルコールは胃の活動を活発化させますし、過剰に分泌された胃酸も原因になります。

つわり


ドラマなどでは妊娠がわかる前兆として、吐き気を催してトイレに駆け込むシーンがありますが、それくらい、妊娠において象徴的な現象です。

つわりについては、ある食べ物やある香りなど特定の場面だけで起きる人もいれば、1日中ずっと気持ち悪いという人もいます。

また、妊娠初期だけの人もいれば、意外と出産直前まであったという人もいて、個人差があります。

ストレス


胃腸はストレスに対して非常に弱い臓器です。強いストレスを感じると、脳が勘違いをして、食べ物がなくても胃酸を分泌するよう指令を出します。

消化するものがないですから、胃酸はそのまま胃壁を刺激します。ゲップが多くなったり、吐き気が起きたりしますし、ひどい場合は、胃や腸に穴を開けてしまうこともあります。

眼精疲労と肩こり


現代の生活では、PCやスマホなどモニターに向き合う時間が一日の大部分を占めている人も少なくなく、目を酷使する生活をしています。

PCやスマホを使用しているときには、身体に負担のかかる姿勢になっている場合が多く、眼の疲れや肩こりがひどい場合には、吐き気や食欲不振に繋がる場合もあります。

また、眼精疲労は目の酷使だけが原因とは限りません。眼の重大な病気が隠れている場合もあります。緑内障など失明のリスクがある疾患もあるため注意が必要です。

メニエール病


 メニエール病は、めまいや吐き気が繰り返し起きます。発作は短いものは数分ですが、数時間にわたって続くこともあり、生活に支障をきたす病気です。

耳の奥にある、内耳という器官のリンパ液が増えることによって起こるとされていて、他に耳鳴りや難聴の症状も現れます。

メニエール病の原因はまだよくわかっていませんが、過度なストレスや疲労、睡眠不足や気圧の変化がきっかけて発症すると考えられています。

初期に発見し、治療を開始できれば予後がよい病気ですから、症状が続くときは無理せず受診しましょう。

くも膜下出血


くも膜下出血は、今まで経験をしたことがない頭痛とともに吐き気がするなどと言われます。
頭痛はあまり強くなくても、受診してみたら、くも膜下出血だったという場合もあります。

くも膜下出血は働き盛りの世代に起こることが多く、亡くなる確率が高い上に重い障害を残すこともあります。早期の対応が大切だといわれる病気です。

気になる症状があれば病院に行くことが大切ですね。

ツボ1:内関(ないかん)

さて緊急時に役立つ、軽い刺激で吐き気を軽減するといわれているツボをいくつかご紹介します。

まず1つめは内関(ないかん)です。腕の内側で、手首のシワから指の幅3本分程度の位置です。

手をぎゅっと握ると筋が浮き上がってくると思いますが、その真ん中にあります。内関は、気持ち悪いなと思ったときに、軽く押すとよいです。

あまり強く押すと、周囲の筋を痛めてしまいますのでやめましょう。お米を1粒絆創膏で貼っておいて、軽く抑えるという方法もあります。

ツボ2:れい兌(れいだ)

2つめは、れい兌(れいだ)です。胃に関わるツボで、吐き気や胃の痛みがあるときに使えます。足の人差し指の中指側爪の付け根のあたりにあります。胃の調子が悪いときに押すと、叫びたくなるくらい痛みます。

なんだか調子が悪いというときは、お風呂に入りながらゆっくりと指全体をもみほぐしてみるのもよいでしょう。

ツボ 3:関衝(かんしょう)

最後に関衝(かんしょう)です。薬指の爪の生え際の側方、小指側にあります。いつでもどこでも押すことができるので、覚えておくととても役立ちます。

ハンドクリームを塗るついでにゆっくりと刺激していくとよいでしょう。気が付かないうちに触れるようになっていたら、もしかしたら胃腸の調子が悪いのかもしれません。

刺激はお灸もおススメ

これらはいつでもどこでも刺激できますから覚えておくと便利です。もし、家でゆっくり時間がある場合は、お灸を使うのもよいでしょう。

最近は、薬局やインターネットなどで、粘着シートのついた便利なお灸が買えます。

使い方は簡単で、粘着シートをはがし、火をつけてからツボに貼るだけなのでとても便利です。

最後に

原因にも記したように、吐き気には怖い病気も隠れていることがあります。

本当の原因や生活習慣の見直しなどのためにも、医療機関の受診も大切なことですね。

(監修:Doctors Me 医師)
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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