つらい便秘はお茶で改善!栄養士がオススメする効果的なお茶5選

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特に女性の多いと言われている便秘

放っておいてしまうと、腸などの病気にかかってしまうこともあります。

便秘にはお茶が効果があると聞きましたが、本当なのでしょうか。栄養士に解説していただきました。

なぜ、お茶が便秘に効果的なのか


便秘の解消には、食事や運動を含めた生活習慣の改善が鍵を握っています。

お茶の種類によっては解消に役立つ成分が豊富に含まれ、日々の食事では摂りにくい成分を飲むだけでカバーしてくれます。

また、ストレスも香りや味でケアしてくれるところもお茶の良いところです。

メリット



◎ 便秘に効果的な成分が多く含まれている

◎ 美容やダイエットにも効果が期待できる

◎ 手軽に生活に取り入れやすい

◎ 薬と違い副作用が少ない

◎ 便秘解消に必要な水分も補給しやすい

◎ いい香りでリラックスできる

お茶の種類や飲み方を工夫することでより高い効果が期待できそうです。

注意点


お茶はどこでも売っており、取り入れやすいイメージがあることから、副作用が全くないと勘違いしてしまう方もいます。

飲む人の体質・状態によっては、お腹が緩くなったりする原因にもなるため、パッケージに書かれている目安量などを参考に飲むことや不快感がないか経過を確認しながら飲みましょう。

また妊娠中・持病がある場合は含まれている成分との相性が悪い場合もあるため医師に相談することも大切です。

妊婦・子どもに注意して欲しいお茶の成分


妊娠中や子どもに控えたい成分として有名なのがコーヒーや緑茶などに含まれているカフェインです。

カフェインには水分を外に出してしまう利尿作用があり、妊娠に関わらず便秘で悩んでいる方は控えたいところです。

また、カテキンも妊娠中は控えたい成分で、葉酸の働きを阻害するという報告があります。

便秘に効果的な成分


カテキン


■ 多く含まれているお茶
緑茶

悪玉菌の働きを抑え、善玉菌を増やして腸内環境のバランスを整えてくれる働きがあります。

また、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、老化予防、スローエイジングにおススメです。

ビタミンC


■ 多く含まれているお茶
ローズヒップ、ラズベリーリーフ、柿茶

小腸で吸収されなかったビタミンCが腸内で善玉菌の餌となり、増殖した善玉菌の働きで腸内環境を整えます。

美肌をサポートするだけでなく風邪予防・疲労回復に役立ちます。


マグネシウム


■ 多く含まれているお茶
マテ茶、プーアール茶

水分の吸収を高めるマグネシウムの働きが便を柔らかくしてくれ、腸の蠕動運動をサポート、便のカサを増やしてくれます。

さらに体内にある色んな反応に関わっている酵素のサポートや血糖値の調整をし、ダイエットに役立ちます。


水溶性食物繊維


■ 多く含まれているお茶
ダンディライオン、ゴボウ茶

水溶性食物繊維は便の水分をアップする働きや、腸内で発酵・分解されると大腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。

またダイエットにも役立ち糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えます。

便秘に効果的なお茶5選

ダンディライオン



タンポポコーヒーで親しまれ、ノンカフェインなので妊婦さんを中心に人気があります。

昔からおだやかな下剤として使用されてきており、イヌリンという水溶性の食物繊維の一種が含まれています。

※ダンディライオンはキク科なため、キク科植物にアレルギーがある方は注意しましょう。また、胆道閉鎖や腸閉塞の方は、飲用は止めましょう。


ローズヒップ



シミやソバカス予防に効果が期待できる豊富なビタミンCが豊富に含まれています。

上記で書いた効能の他、緩下作用があり、肌も便秘も改善したい方には一石二鳥です。


ルイボスティー



抗酸化作用が高く、不老長寿のお茶として有名です。

代謝促進作用もあり、冷えからくる便秘の改善にも役立ちます。


ごぼう茶



ゴボウ茶にもダンディライオン同様、イヌリンという食物繊維による便を柔らかくしてくれる作用が期待でき、便秘解消に役立ちます。
  
※ごぼう茶もキク科なのでアレルギーがある場合は飲用に注意しましょう。


黒豆茶



食物繊維が多く、女性に嬉しいイソフラボンも含まれています。

そのため、ホルモンバランスが乱れがちな人にはおススメです。

また黒豆は民間療法でむくみ・冷え予防にも扱われていました。

効果的な飲み方


1日に飲む量


200ml 程度 (ティーカップ1杯分)を、2~3回を目安に飲みましょう。

一度にたくさん飲むと、腸を過剰に緊張させてしまい、逆に腸の動きが悪くなることがあります。

お茶の温度


常温~温かい温度にしましょう。

お腹をあたため、腸の血流を良くすることで、腸の動きを良くします。

それでも便秘が治らない場合

生活習慣を見直す



■ 早起きをしてゆっくり朝食を摂る
胃から大腸に刺激が伝わり排便へ導いてくれます。

■ 乳製品・発酵食品・オリーブオイルを摂取する
腸の調子を整えてくれるので、起床後に積極的に摂取することをお勧めします。

■ 食物繊維をきちんと摂る
繊維質は水分を含むことで便を膨らませスムースな排便につながります。

■ しっかり水分を摂る
ダイエットと言って飲み物を全く摂取したがらない方もいますが、水を飲んだほうが汗として排出されたり、腸の動きに刺激を与えてくれるのです。

■ 姿勢を見直す
背筋が曲がっていませんか?猫背は、腸の動きを閉じ込めてしまうので、背筋を伸ばして腸を広げるように心がけましょう。

■ 適度な運動をする
運動は腸の運動も活発にするので有効です。便意を催したら我慢せずに排便をしないと、知覚神経を衰えさせてしまいます。
ストレスを溜め込まないことも大事です。

このように日常生活の心がけ次第で便秘を回避できる可能性が高まります。


病院に行く



ひどい便秘には大きな病気も隠れていることもありますので、自己診断に頼らず、専門的な診察を受けることもおすすめします。

内科系列の診療科に行くといいでしょう。

最後に栄養士から一言

お茶は、医薬品のような即効性は期待できませんが便秘以外にも美肌、ダイエットにと今のお悩みに役立つものがあるため、期待できる効果から選ぶのはおススメです。

このように、どのお茶を飲むかを考えることは、自分の体調を見直すことにも役立ちます。

ぜひ、お気に入りのマイカップでご自身が気に入ったお茶を入れ、健康や美容のサポートに取り入れてみて頂ければ幸いです。

監修:栄養士 横川 仁美

食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
管理栄養士を取得後、保健指導や重症化予防、ダイエットサポート、電話相談のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方の食のアドバイスに携わる。現在は、ママや子どもの健康サポートに力を入れながら、コラム執筆・監修、レシピ作成、オンラインでのダイエットカウンセリングを中心に活動中。
目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。
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