お菓子を食べると幸せな気持ちになりますよね。しかし、食べ過ぎると肥満の原因にもなります。

 

栄養素も考えて、美味しく健康的にお菓子を料理に取り入れることは可能なのでしょうか?

 

今回は、料理におすすめのお菓子、健康的なお菓子アレンジレシピなどを横川先生に教えていただきました。

 

目次

 

 

お菓子に栄養価はあるの? 

お菓子で代表的な原材料は「砂糖」。砂糖は三大栄養素の一つ「炭水化物」であり、エネルギーを作り出すパワーの源になります。しかも、お菓子に含まれる砂糖は吸収がはやく、瞬時に脳や体のエネルギー補給したい時にうってつけです。

 

和菓子

大福

 

和菓子である大福の主原料は豆類。特に良く使われる小豆には血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維が豊富なうえ、糖質をエネルギーに変える手助けをするビタミンB1も含まれています。

 

洋菓子

チョコレート

 

さらに洋菓子の代表格ともいえるチョコレートは美味しく抗酸化作用が期待できるポリフェノールや代謝に必要なマグネシウム、鉄などの摂取が可能です。このようにお菓子にも体に役立つ成分が含まれています。

 

お菓子は心の栄養源

 

お菓子を嬉しそうに食べる女性

 

なんといってもお菓子の魅力は心の栄養になることではないでしょうか。3食の食事が体の栄養補給だとしたら、適度なお菓子は心に潤いを与える心の栄養源。

 

体に役立つ成分どうこうより食べるだけで笑顔になるお菓子も私たちの心と体の元気作りに大切な役割をもっています。

 

 

料理にお菓子をアレンジするメリット 

お菓子作りをする女性

 

お菓子を食べると誰もが笑顔になります。お菓子は心に元気を与え、生活に彩りを与える存在。そんなお菓子を更に料理にアレンジすることで、作っているときも食べている時も楽しい時間に。

 

楽しさを広げ、想像力も豊かにしてくれます。そのため、脳にも良い影響を与えることが考えられるでしょう。

 

またお菓子は万人に好まれることも多いことから、ちょっと苦手なメニューでもお菓子をプラスすることで食欲をそそり、食べやすくするためにも役立ちます。

 

 

料理にお菓子をアレンジする際の注意点 

お菓子のカロリーを気にする女性

 

少しの量でエネルギーを補充できる利点があるのがお菓子。しかし、しっかりと体に必要な栄養素を摂ることができる食事とは違い、精製された糖質や脂質がお菓子には多く、体内のビタミン・ミネラルが消費されやすい特徴があります。また加工度が高く、添加物なども多くなりがちに。

 

そのため、既にお食事にお菓子アレンジレシピを活用して、さらにおやつの時間にお菓子を食べると健康を害する可能性があります。

 

お菓子アレンジレシピを取り入れる場合は、以下に注意しましょう。

 

・食事にお菓子を材料として取り入れても、お菓子を食べたという自覚をもつこと

・イベント時に作ることを中心に、普段のお料理にお菓子を取り入れる際は使い過ぎない

・必要な栄養素もとれるちょっとしたおやつとしてお菓子アレンジレシピを活用する

 

 

料理にアレンジしやすいお菓子の種類

チョコレート

チョコレート

 

ほろ苦い味がお菓子だけでなく、カレーや煮込み料理の隠し味にマッチ。また、お肉のソースにも利用できます。

 

ポップコーン

ポップコーン

 

サラダの材料に使用することでポップコーンの食感やバターの風味がよい味を演出してくれます。また、ポタージュスープの材料に使用すると、いつもと違った食感になってgood。

 

クラッカー

クラッカー

 

ちょっとした野菜をチーズと一緒に挟んでなど、手軽にサンドイッチが作れます。また野菜ディップと一緒に朝食にするのもおススメです。

 

スナック菓子

スナック菓子

 

そのまま、または粉砕してサラダのトッピングやポテトサラダの隠し味、天むすびにしても◎です。

 

柿の種

柿の種

こちらも、そのままもしくは粉砕してチキンカツの衣やサラダに混ぜることで一味違ったおかずに変身。ちょっとしたひと手間で美味しいおかず作りに役立ちます。

 

 

お手軽!お菓子アレンジレシピ

ポタージュスープ

玉ねぎとポップコーンのあったか♪ポタージュスープ

 

■ 材料(2人分)

・玉ねぎ:1/2玉

・オリーブオイル:大さじ1/2

・牛乳:400ml

・市販のポップコーン(バター醤油味)):1/2袋

・コンソメ:1個

・塩コショウ:各少々

 

【トッピング】

・市販のポップコーン(材料の残り):適量

・パセリ:適量

 

■ 作り方 

1. 玉ねぎは皮を剥いて薄切りにする。

2. 鍋にオリーブオイルを入れ熱し、玉ねぎを入れて炒める。

3. 玉ねぎがきつね色になったら、一度火を止め、牛乳とポップコーンを入れてハンドミキサーで良くかき混ぜる。

4. 全体が良く馴染んだらコンソメの素を入れ、塩コショウで味をととのえる。

5. 最後に器に盛って残りのポップコーン、パセリを散らしたら出来上がり。

 

■ ポイント 

ポップコーンは他の味でアレンジしても良いでしょう。

 

またコーンを皮ごと使っているポップコーンには食物繊維が豊富に含まれています。血糖値の上昇を緩やかにすることや、便秘の予防が期待できます。また血流を促す効果が期待できる玉ねぎを合わせることで冷え性の方にもおススメの1品に仕上げました。

 

 

最後に横川先生から一言

チョコを食べる女性

 

お菓子など口に入れた瞬間に味がはっきりとわかるものに慣れすぎると、だんだんと味覚が鈍ってくる可能性があります。

 

また脳がすぐに満足してしまい、噛む回数を増やせない原因にもつながりますので、適度に利用して心の元気作りに活用していけると良いですね。

 

 

参考文献

・新しい栄養学と食のきほん事典: 安心・安全・健康を支える/井上 正子 (監修)/西東社 (2010)

・つやつや!サラサラ!病気知らず! カラダがよろこぶ食べ物事典/石原 結實 (著)/PHP研究所 (2009)

・東洋医学で妊娠しやすいカラダづくり/徐 大兼 (著)/インプレス (2015)