疲れ目に関する薬

薬剤師監修

疲れ目の薬の上手な選び方・使い方

今疲れ目を感じている人は、とても多くなっています。目の疲れは、体の他の部位にも変調をきたす可能性があるので、疲れ目を感じたら早めに対策をしていくことが大切です。疲れ目はビタミンを摂取することで回復を期待できることがあります。主にビタミンB群を含む薬は、疲れ目に栄養を補給し、神経細胞の働きを活発化させ、筋肉の緊張を和らげる効果があります。これにより目の疲労を軽減し視力の低下を防ぐ作用があります。またビタミンCを多く含む薬は、毛細血管や皮膚、筋肉の細胞組織を丈夫にする働きがありますので、様々なウイルスに対する免疫機能を強化します。水晶体の透明度を保ち、ストレスを軽減し目をリフレッシュさせるので疲れ目に効果があります。さらにビタミンEは血液循環を正常に保つので目の周りの疲労感を取る為にしばしば用いられます。また生活のリズムの乱れやストレスによって自律神経が変調をきたし、疲れ目を感じるというという人は、目の調節機能を回復させる薬を用いることで症状が軽減される可能性があります。この場合は自律神経の失調を回復する薬が用いられます。また疲れ目の症状から、痛みを感じるような場合は、炎症や痛みの原因となる物質ができる量を減らす効果のある薬を用いることで鎮痛し、疲れ目を緩和することもあります。疲れ目の症状は千差万別ですので医師の診断を仰ぎ、自分の疲れ目の症状の原因を探ることで適切な薬を選択しましょう。

疲れ目の薬の副作用と注意点

疲れ目の薬を用いるときは副作用にも注意が必要です。まずビタミンを多く含む薬ですが、ビタミンは水に溶けやすい親水性と、油にとけやすい親油性のビタミンに大別されます。神経細胞を活発化させ、筋肉の緊張をを和らげる効果のあるビタミンBを多く含む薬や、免疫機能の強化により水晶体の透明度に寄与し、ストレス軽減から目をリフレッシュさせる効果のあるビタミンCの補給を主眼とした薬は、親水性に分類され、多量に摂取しても尿や汗として排出されますので、それほど副作用に神経質になる必要はありませんが、稀に過剰摂取による尿の潜血反応に影響が出たり、尿路結石などの副作用を引き起こすことがあります。一方血液循環を正常に保ち、目の周りの疲労感を軽減する効果のあるビタミンEは親油性に分類され、過剰摂取による副作用には注意が必要です。脂溶性ビタミンは摂取後もしばらくは肝臓、脂肪組織に貯蔵されるので、過剰摂取により肝機能障害につながる可能性があったり、限度を超えた摂取は、骨粗鬆症を招く危険性があります。また自律神経の正常化により疲れ目の症状の軽減を試みるタイプの薬は、催眠作用、筋肉弛緩作用と言った副作用がありますので、服用後は自動車の運転を控えたり、安静にする必要があります。疲れ目による炎症や鎮痛を目的とした薬は、胃に負担がかかりますので胃薬との併用が望ましく、胃部不快感、食欲不振、吐き気といった副作用もあります。

疲れ目の薬の飲み合わせ

疲れ目の薬は、飲みあわせに注意しましょう。まず免疫機能の強化により目をリフレッシュさせることを目的としたビタミンCを多く含む薬は、ホルモン剤を含む薬と併用することで更年期障害を引き起こしたり、肝臓の解毒作用を妨げてしまうことがあります。またビタミンBを含む薬は、パーキンソン病の薬と飲みあわせることで薬の代謝が促進され、効き目が弱くなる可能性があります。ビタミンEを含む薬は、血流を改善する効果がありますので、血栓防止薬や抗凝固剤などと同時に飲みあわせることで、出血傾向が高まる恐れがあります。また自律神経の機能の正常化により、目の調節機能を回復させる薬は、アルコールと飲みあわせることで、お互いの血中濃度が高まり、耐性・依存性への危険が高まります。疲れ目により目の痛みや炎症を軽減しようという薬は、利尿薬との飲みあわせに特に注意が必要です。また抗凝血薬、抗うつ薬、強心薬、免疫抑制薬などの薬と相互作用を起こす可能性が指摘されています。またお茶に含まれているカテキンやコーヒーに含まれるカフェインが薬剤の吸収を妨げてしまうことがありますので、薬は水またはお湯で服用しましょう。疲れ目は多くの人が感じている症状ですが、適切な医療機関等で医師に相談し、適切に薬を選ぶことは勿論ですが、食事、運動や睡眠等、生活リズムの改善により症状を軽減をはかることも大切です。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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