発熱に関する薬

薬剤師監修

発熱の薬の上手な選び方・使い方

発熱を抑える薬を上手く選ぶポイントは解熱作用が入っているものを選ぶことです。解熱作用として有効な成分として挙げられるものは3つあります。まず一つ目はアセトアミノフェン、二つ目はイブプロフェン、三つ目はエテンザミドです。発熱を抑えたい場合には、これらの成分が含まれたものを選ぶことで、高い効果を得られる場合が多いでしょう。

発熱の薬以外のものでも共通して言えることですが、治療したい部分の成分が含まれていない場合にはどれだけ長い期間服用しても治まらない場合が生じてしまうこともあります。そのため成分を調べておくことは重要なのです。必ず自分の治療したいところの成分を含んでいるものを選びましょう。また成分の含まれている量は作用の大きさを表していると言っても過言ではありませんので、早く治したい場合には成分が多く含まれているものを購入して服用することがよいでしょう。

それ以外に選び方として挙げられるのは新薬を試してみるという方法です。新しい薬には新しく発見された成分が含まれていたり、より効能が強く結果として現れるように改良されていたりといった製作側の努力が形として出ている場合があり、治療に良い効果を生み出す可能性を秘めているからです。

発熱の薬の副作用と注意点

発熱を下げてくれる解熱剤には注意すべき副作用があります。解熱剤は一時的に白血球の動きを抑えて、風邪ウイルスを避けるようにして発熱を抑えてくれる効果を持っているのですが、効果が弱まってくると発熱が悪化してしまう可能性もあるのです。結果的に治りを遅らせてしまう可能性も持っているのです。

風邪薬のような発熱を下げること以外の効果も含んでいる総合治療薬では副作用の危険が高まります。抗ヒスタミン剤によって自律神経を乱す副作用を持っていたり、体温を下げる働きをする副交感神経を抑制して交感神経を優位にしてしまって体温が上がってしまう場合もあるので、注意が必要です。

また熱を下げるために服用した風邪薬が1週間から3週間の服用期間で現れる副作用もあります。それが間質性肺炎と呼ばれる病気です。この病気を発症すると発熱や呼吸困難を起こしてしまったり、空咳と呼ばれる症状が現れてきます。

こういった事態が現れた場合には、すぐに服用をやめることが大事です。服用を続けたところで症状が悪化することはあっても回復するといったことは見込めません。服用をやめた後は必ず医師に相談するようにしましょう。そうすることで副作用による症状も治まるでしょう。

発熱の薬の飲み合わせ

発熱を抑える薬との飲み合わせで避けるべきものは痛み止めです。薬によっても差はありますが、基本的に発熱を抑えてくれる薬と痛み止めには共通して含まれている成分があるのです。痛み止めに含まれている成分として頭痛を抑えるものがありますが、発熱を抑えてくれる薬にも頭痛を抑えてくれる成分が含まれているのです。このように共通した成分が含まれているものを合わせて飲んでしまうと副作用が強く現れることがあるので、治療のはずが別の病気や症状を発症してしまったという事態も招いてしまう可能性があります。

具体的な副作用として挙げられるのは食欲不振や胃痛、胃への不快感といった胃腸の障害です。症状が悪化してしまった場合には胃腸に激しい痛みが走り、胃潰瘍を発症してしまうこともあるので、胃腸の弱い方は特に注意をしておく方がよいと言えます。

もし知らずに発熱薬と痛み止めを合わせて服用してしまった場合には副作用の症状が現れていないかというチェックを行ってください。もし何処かに異変を感じたときには医療機関を訪れて、医師の診断を受けてください。また何かの異変が起きていない場合でも服用を続けると体に悪影響を及ぼす可能性がないとも言えないので、やめることが賢明です。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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