体のだるさからだのだるさ

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医師監修

体のだるさとは

体がだるいとは、身体をうごかすことがおっくうだと感じることです。
疲労感や倦怠感を感じている状態で、全身に力が入らないと感じます。そのため、疲れを感じやすく、仕事や家事に支障が出ることもあります。

原因は睡眠不足やストレス、運動不足などがあります。気温や湿度など天候によって感じることもあります。女性の場合は生理周期や妊娠など身体の変化にも起因します。

疲労回復ができない場合、からだのだるさを発症することがありますので、栄養の取り方には気をつけましょう。とりわけ大切なのは、良質のタンパク質を確保することですから、脂肪分の少ない赤みの肉や魚、納豆などの豆製品を積極的に食べることをおすすめします。また、ビタミンBの摂取も効果的ですので、胚芽米や玄米、ナッツなどの種実類も毎日の食生活に取り入れましょう。ときにはサプリメントの服用も有効です。

症状

体のだるさというのは運動をして疲れたり、仕事等からくる疲労感だけではありません。体を休めてとれるだるさは問題ないですが、どんなに休んでも全く疲れがとれず、だるさに付け加えて、めまいや吐き気、微熱などの症状がある場合は、何らかの内臓器官の病気を疑った方が良く、早めに医療機関を受診することをお勧めします。内臓器官が弱っていたり、極度の貧血になってしまっているときに、だるさが出てきます。だるいということは、体からのサインでもありますので、そのサインを見逃すことなくただの疲れだと思って放っておかずに、少しでも体調が優れない時や、長期間倦怠感が続いていて改善されない時は、薬にばかり頼ると危険なため、下手に市販の薬に頼らず、早めに医療機関を受診し対処していくことで、症状を悪化させずに済みます。
また、ストレスからくる体のだるさもあります。体がだるくてどうしても疲労感がとれなくて体調が優れないけれど、医療機関を受診したらどこも悪いところが見当たらないということが稀にあります。その様な時は無理をせず体を休ませて、自分の好きな事をして、上手くストレスを発散して行くことで少しずつ、だるさを取り除いて行くことができます。

原因

体のだるさには、単純に前日の運動のし過ぎや二日酔いなど一晩経てば治るものから、慢性的な生活習慣によって引き起こされるもの、内臓疾患など色々な要因が考えられます。

1、日常生活によるもの
働きすぎで睡眠不足が続いたり、休みが取れなかったりして心も体も疲れが溜まってくるとだるさが起こります。不規則な生活も要因の一つです。精神的なストレスの積み重ねも挙げられ、仕事や人付き合いでのプレッシャーによるもの、あるいは引っ越しや結婚といった環境の変化でも普段以上に倦怠感を覚えたりします。放っておくとうつ病や心身症等の精神疾患につながることもあるので注意が必要です。また、ビタミンやミネラル等、必要な栄養素が不足することでもだるさが起こります。特にビタミンB群は栄養素をエネルギーに変える働きを持っていますが、不足すると代謝がうまくいかなくなったりするので、倦怠感がなかなか取れません。鉄分不足も原因となり得ます。

2、病気の症状として現れるもの
急性のものだと風邪、インフルエンザ、急性肝炎があります。だるさに加えてむくみが出る時は腎臓や心疾患、顔色の悪さや眩暈が出るのであれば、貧血や更年期障害も考えられます。加えて、うつ病のような精神疾患、慢性肝炎や肝硬変、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、更には胃がんや大腸がんも疑われます。また、他に考えられるのが甲状腺の病気です。甲状腺はのどぼとけの近くにあり、甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発にするなど生きるために大切な役割を持っているのです。しかし、病気によってホルモンの分泌量が正常に保てなくなると、様々な症状が起こり疲れやすくなったりだるさが続くようになります。甲状腺の病気にもいくつかの種類がありますが、薬によっての治療から外科手術が必要な場合もあります。


比較的軽いものや原因が自覚できるもの、例えば風邪やウイルス性の病気などによる発熱や運動のしすぎによる疲労からくるもの、あるいはカルシウムや鉄分などのミネラルが不足することで起こるだるさがあります。
また、女性に多いものでは貧血です。赤血球の異常などで貧血を起こすと全身が酸欠を起こし、倦怠感が生じます。同じく女性に多い原因として、更年期障害によるホルモンバランスの崩れもあります。
生活習慣の乱れにより発生するものでは甘いものやアルコールの摂り過ぎによって起こる慢性的なビタミンB1の欠乏や、糖尿病が原因であることもあります。

また、不規則な生活を続け自律神経失調症になることもだるさの原因となります。私達の身体の中には、自分達で意識して動かす事の出来ない自律神経があります。これは、内臓を動かしたり、汗や体温の調整などを行っており、ストレスや疲れが溜まるとバランスが崩れて体調不良が起こります。だるさが続き、病院で検査をしても原因がわからない場合には、自律神経失調症が考えられます。自律神経失調症の治療は、休息とリラックス、抗うつ剤などの薬物療法で治療していきます。また、ストレスが強い場合や、トラウマが引き金になっているとカウンセリングによる治療も行われています。体のだるさは1日や2日で改善できれば疲れからくるものということも少なくありませんが、長く続くのであれば病気を疑う必要があるでしょう。

このように、ある程度長期に渡ってだるさが続くようであれば様々な原因が考えられます。もしも体がだるいと感じたら、その裏には様々な病気の原因が潜んでいる可能性があるので注意が必要です。A型肝炎やB型肝炎の初期症状には全身のだるさや軽い発熱があり、また、脳梗塞の前兆にも倦怠感を生じることがあります。ストレスやそれによるうつ病の発症、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害も原因となります。慢性疲労症候群と呼ばれる原因不明の病気もあり、ひとえに体のだるさと言っても実に多岐にわたります。

特に、内臓の病気にかかった場合、だるさは病気を知らせる大切なシグナルなので、すぐに病院へ向かいましょう。内臓疾患の場合、症状が出た時にはすでに病気が進行していることがあるので、一刻も早く診察をしてもらうことが大切です。
体のだるさの原因が生活習慣から来るものである場合には、まずは自分の生活の悪いところを知ることから始めましょう。日常の習慣によるだるさの原因の多くは、暴飲暴食や運動不足に睡眠不足、長時間同じ姿勢で仕事をすること、ストレス等の精神的な理由などが挙げられます。
また、思春期や更年期など、ホルモンに変化がある周期にもだるさは、内臓疾患等の病気ではなく自然に起こることなので、過剰に心配することはありません。

予防・治療法

体のだるさがあるのは、いくつかの原因から推測できます。吐き気があるとき病気を疑うことも大事です。肉体的、精神的から出るので、疲労回復やリラックスするためにも軽く動くことも大事です。また原因としてあるのが、睡眠不足、うつ病、心身症といった精神疾患などがありますが、一番に考えられる身近な症状として貧血が多いのではないでしょうか。鉄分が不足すると、血液中の酸素と結合して酸素を運ぶヘモグロビンが作られなくなり、体内に酸素が行き届かない状態になってしまいます。体内の酸素が不足すると、だるさを感じるようになります。だるさを解消するのに一番よいことは、栄養をしっかり摂り、良く眠ることが大事です。
ですが、寝付きにくい状態では、だるさも解消されないので少し工夫をすること、たとえばアロマオイルを炊いてリラックスを心がけてみたり、就寝前のテレビ、携帯などで神経を使わないようにしてみたり、入浴をしながらリラックス状態で睡眠に入るなどの方法をしてみてください。また食べたい物を食べる理由には、脳が疲労回復として、それを欲しているので我慢せずしっかりと食べるようにして、食後は軽めのストレッチをすると血行も促進され酸素が体中に行き届き穏やかな体調にさせるこができます。これらをすることで、少しでも体のだるさをケアしてください。
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