過換気症候群(過呼吸症候群)(かこきゅうしょうこうぐん)

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様々な症状
呼吸器の病気
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医師監修

過換気症候群(過呼吸症候群)とは

過換気症候群は、過呼吸症候群とも呼ばれ、若年者に多い症状です。緊張したり、過度な恐怖を感じたり、興奮状態になった際に発作的に呼吸が速くなり、空気を吸い込みにくい状態に陥ります。

呼吸が上手くできなくなり、体の中の二酸化炭素が少なくなることで、胸痛や頭痛、めまい、しびれ、痙攣を引き起こすことがあります。過換気症候群は命に関わる病気ではなく、落ち着いてゆっくり呼吸をすることで自然に治ります。

過換気症候群(過呼吸症候群)の症状

過換気症候群を発症すると、極端に息が荒くなり、呼吸が苦しくなって不安が募ります。また、手足や両手の指、口周りのしびれ、胸痛、頭痛、めまいなどの症状が起こります。

激しい過呼吸と無呼吸を繰り返し、意識が朦朧とすることもあります。まれに失神してしまうこともあります。発作の強さにかかわらず、時間が経つと必ず軽快していき、後遺症を残したり死に至ったりすることはありません。

毎日頻発する人から年に数回、一生に一度など、人によって発作の回数や頻度には差があります。

過呼吸状態に陥っている人を見たときは、優しく声をかけ、背中をさすってゆっくり呼吸することを促すようにしましょう。

過換気症候群(過呼吸症候群)の原因

過換気症候群の主な原因は、持続的な不安や不満といった過剰な心理的ストレスや運動、パニック障害などの病気です。

発作を起こした際に息苦しさを感じるのは、呼気内の二酸化炭素量が必要量を超えることで、動脈血の二酸化炭素濃度が下がり、血液がアルカリ性に偏るためです。

そのため、無意識のうちに、延髄が反射で呼吸を停止させて血液中の二酸化炭素を増やそうとします。しかし、呼吸ができていない状態を異常と捉えた大脳皮質は、さらに呼吸を増やそうとします。そのうち血管が収縮し、手足の痺れや筋肉の硬直を引き起こすのです。このような一連の働きによって、発作が悪化していきます。

過換気症候群(過呼吸症候群)の対処法

発作が起こったら、焦らずに自分の呼吸を整えることを意識しましょう。ゆっくり口から息を吐き、鼻か口から空気を吸うという流れを繰り返します。

どんなに強い発作でも時間がたてば軽くなっていきます。そのうち自然に発作がおさまるという気持ちで落ち着いて発作に対応することが大切です。

また、精神的な不安や、ストレスが主な原因と言われているため、日頃からそれらを取り除くようにしましょう。何度も再発する、精神的不安がなかなか取り除けないなどの場合は、抗不安薬などを使うこともあります。

過換気症候群は、発熱や疲労がきっかけとなって発作を引き起こすこともあるため、規則正しい生活で疲れを残さないようにする工夫が必要です。
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