過呼吸かこきゅう

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様々な症状
呼吸器の病気
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医師監修

過呼吸とは

過呼吸症候群とは過換気症候群とも呼ばれています。緊張したり、過度な恐怖を感じたり、興奮状態になった際に発作的に呼吸が速くなり空気を吸い込みにくい状態に陥ることです。呼吸が上手にできなくなり、そこから胸が苦しくなったり頭痛やめまい、しびれや痙攣をひきおこすことが多いです。突然症状が現れることが多いのですができるだけ焦らずに対処しましょう。

過呼吸の症状

まず呼吸がしにくくなり、極端に荒くなります。
呼吸がしにくくなることにより、胸などが締め付けられるように苦しくなり、
・頭痛
・めまい
・手足のしびれ
などが起こります。
呼吸がしにくくなるので、ものすごく苦しくは感じますが、そこから急に命にかかわることになるわけではないので、とにかく焦らないことが大切です。
頭がぼーっとしたり、死の恐怖を感じたりすることも多くみられます。まれに失神してしまうこともありますが、他に疾患を持っていなければ命にかかわることは、まずありません。

過呼吸状態に陥っている人を見たときは
・優しく声をかける
・背中をさすってゆっくり呼吸することを促す
などが有効です。

過呼吸の原因

主に精神的な不安やストレスが原因とされています。
そのため几帳面な人、神経質な人、落ち込みやすい人が発症しやすいと言われています。昨今では10〜20代の将来に不安を抱える若者にも多く見られ、物事を真面目に考えすぎる人ほど発症しやすいともいわれます。
パニック障害や不安障害のある人にも多いです。

また運動の後にも起こることもありますが、こちらは血液中の二酸化炭素の濃度が低下して起こるものです。こちらも命にかかわることはありませんが、持病を持っている場合は心臓発作を誘発してしまうケースもありますので、持病のある方は注意が必要です。

時に「集団で過呼吸になる」といったケースもありますが、これは閉鎖的空間で1人が発作を起こしたことにより、不安や焦りから連鎖的に発作を起こしてしまうものです。

一度発作を起こすと再発する方が多いです。

過呼吸の予防/治療法

基本的には日常の生活を見直すことが大切です。
精神的な不安や、ストレスが主な原因と言われていますので、それらを取り除くことが効果的です。何度も再発する、精神的不安がなかなか取り除けないなどの場合は「抗不安薬」などを使うこともあります。

精神的な不安だけでなく、閉鎖的な空間や過労、寝不足に怒りなどの急激な感情の変化、過度な運動などにより誘発されることも多いです。
過呼吸そのもので命にかかわることはないので、日ごろから不安をなるべく感じないようにしましょう。

また発作が起こってしまったら、焦らずに自分の呼吸を整えることを意識しましょう。どんなに強い発作でも時間がたてば軽くなっていきますので、発作が起きてしまった時は落ち着こうとすることがまず第一です。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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