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生理不順は産婦人科を受診? 気になる検査内容や費用について

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毎月やってくる生理は、体調や環境、ストレスなどによって乱れ「生理不順」を引き起こすことも。

ですが、いざ病院へ行こうと思た時に産婦人科? 婦人科? と悩むことがあるかもしれません。

そんな時に役立つ行くべき診療科や当日の検査内容などについてご紹介します。

要チェック項目


□生理不順は産婦人科でも婦人科でもOK!
□何科を受診するかは、生理不順を治した後のことを考えて選ぶと良い
□よく聞かれる内容を予めメモしていくと当日の問診がスムーズに行える

病院を受診した方がよい症状とは?

そもそも「生理不順」がどのような症状なのか分かっていないと、病院へ行くべきなのかの判断もできないと思います。

生理不順の中でも、主な症状は「生理周期(サイクル)の乱れ」と「生理期間の乱れ」です。

生理周期(サイクル)の乱れ


■月経周期が短い、または長い

正常な生理周期の平均は「28日」とされておりますが、25日~38日の範囲内であれば正常な周期だと言えます。

もし、24日以下の「頻発月経」や39日以上間隔が開く「稀発月経」の場合は、何らかの異常が発生していると考えられるため、病院を受診した方が良いでしょう。

■3カ月以上生理が来ない

これまであった生理が突然止まり、3カ月以上全くないことを「続発性無月経」と言います。身体はとても繊細なのでストレスや疲れなどで1~2週間ほど生理が遅れることはあります。

ですが、妊娠の可能性がないのに2~3カ月も生理が来ない時は放置せずに病院を受診しましょう。

生理期間の乱れ


■3日以内で終わる、または8日以上続く

生理がいつも通り来たとしても出血量が極端に少なく2日ほどで終わったり、逆に8日以上も凝血塊(血の塊)が出続けている場合も子宮に関わる病気や卵巣機能不全などが起こっているのかもしれません。

いつもより出血期間が短いな、長いなと感じたら1度病院へ行って診てもらいましょう。

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何科へ行くべき?

「生理不順かも」と思ったときに産婦人科か婦人科のどちらを受診すべきか迷うと思います。結論から言うと、産婦人科と婦人科のどちらでも問題はありません。

近くにあるという理由で選ぶのも良いですが、ここでは生理不順を治した後のことを考えて選ぶのがおすすめします。

妊娠を希望するなら「産婦人科」


産婦人科であれば、生理不順に関しても診療してくれる病院がほとんどです。どこにしようか迷ったり、今後妊娠を希望するなら「産婦人科」に行くと良いでしょう。

「産婦人科」と標榜していても、分娩を中心産科と生理不順などの子宮トラブルや不妊治療などを行う婦人科を分けている病院もあれば、生理不順や中絶手術などを診療しても分娩は行えない病院があります。

生理に関するトラブルを相談したい「婦人科」


生理不順だけでなく、おりものの悩みやピルの処方など生理に関するさまざまなトラブルについて相談したい方やもし病気だった場合、治療までしっかりと対応できる病院が良いなどの場合は「婦人科」が良いでしょう。

子宮頸がんの検診など子宮のがんについても相談できるので、子宮の病気が気になる場合なども「婦人科」が良いかもしれません。

事前に知っておきたい検査に備えた準備と費用

検査する上で、まずどんな環境でどんな生活をしているのかの問診があります。問診で聞かれる主な内容は次の通りです。

問診でよく聞かれる内容


■月経に関すること

・初潮の時期
・直近の生理開始日やその期間、月経周期
・月経の際の出血量や月経痛の有無
・生理不順がいつから起こっているのか、どんな内容か

■生活面に関すること

・妊娠、出産経験
・喫煙有無、1日の喫煙本数
・アルコールの摂取量
・現在治療している病気の有無

上のような内容はよく聞かれるので、予めメモしていくとスムーズです。

また、生理不順にかかる費用ですが、初診料を入れても一般的な3割負担であれば4,000円から6,000円くらいの病院が多いようです。

ただ、診察の内容によっては6,000円以上必要な場合があるので、10,000円ほど用意しておくと安心です。

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どんな検査をするの?

デリケートな部分の診察ということで「どんな診察をされるのだろう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

そこで、当日の検査の流れを事前に押さえて「何をされるのか」という不安を取り除きましょう。

1:問診


月経に関することや現在の生活など、どのような状況なのかを詳しく聞かれます。

そのため、初潮の時期や生理不順がいつ頃から始まったのかなど、聞かれそうなポイントはメモしていくとスムーズです。

2:触診・内診


下着を外し、足が開く椅子(内診台)に座って、医師が子宮の様子を診ます。

生理中でも診察可能で、膣内に指を挿入し、もう片方の手でお腹を押さえ、子宮の大きさや位置、硬さなどを診ます。

3:エコー(超音波)検査


体勢は内診台に座ったままで、膣から超音波の器具を入れ、モニターに映る子宮や卵巣に異常がないかなどを観察します。

診察にかかる時間は数分程度です。病院によっては血液を採取され、ホルモンの異常がないかを調べられることがあります。

検査当日はどんな服装でもOK? 持って行くものはある?

受診の際はどんな服装でも問題はありませんが、内診で下着を脱ぎ、内診台に座ることになります。

当日はワンピースやスカートなど、スムーズに準備ができる服装が良いでしょう。ただ、稀に出血することがあるため、服が内診台にかからないように注意して、裾をしっかりとまくっておきましょう。

また持ち物ですが、特に指定がない限りは特別持って行く必要があるものはありません。

ただ、基礎体温表は生理不順の原因を特定する手掛かりにもなります。できれば2カ月程度の基礎体温表を付けておき、それを持参すると良いでしょう。

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デリケートな問題ですが放置しないでくださいね。

生理不順というデリケートな内容に加え、触診や内診があることから、積極的に産婦人科や婦人科を受診しにくいかも知れませんが放置することで、症状が悪化したり不妊の要因となって妊活の支障となることがあります。

もし、医師が男性で躊躇しているのであれば、女医がいる病院もあります。

デリケートな問題だからこそ、何か生理に異常があれば病院を受診するようにし、放置しないようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
  • この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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