急性喉頭炎に関する薬

薬剤師監修

急性喉頭炎の薬の上手な選び方・使い方

喉頭は気道の一部で声を出す発声機能と食べ物を飲み込む嚥下機能を持っています。急性喉頭炎はその喉頭が急激に強い炎症を起こしてしまう症状です。大きな声を出し続け喉を酷使したことや風邪を引いたことにより引き起こされますが、急性喉頭炎が原因で鼻炎や副鼻腔炎、扁桃炎や咽頭炎などの症状も引き起こす原因になることがあります。急性喉頭炎は数日の間声を出さずに安静にしていることでも治療できますが、薬を服用することでも治すことができます。急性喉頭炎の治療薬には抗菌薬や鎮咳薬が有効です。風邪などの細菌が原因で引き起こされる急性喉頭炎の場合には抗生剤も有効になります。急性喉頭炎の治療では呼吸器やネブライザー吸入器を使って喉頭に直接抗菌薬やステロイド剤、血管収縮剤を噴霧してもらうこともできるので直接噴霧の治療を行いたい場合には病院で医師に相談するとよいでしょう。急性喉頭炎を早期に治すためにはなるべく声を出さないよう安静にしてたばこやお酒は控えるのが良いでしょう。また喉頭が乾燥しないように室内の加湿を行ったりこまめに水分補給を行うことも大切です。市販薬の服用では症状が収まらず長期にわたるような場合には病院での治療をおすすめします。

急性喉頭炎の薬の副作用と注意点

急性喉頭炎の治療薬である抗菌薬や鎮咳薬、抗生剤やステロイド剤にはそれぞれ副作用があるため服用の際には注意が必要です。抗菌薬や抗生剤は急性喉頭炎の症状を引き起こしている細菌を殺すのと同時に体内のバランスを保っている常在菌にも影響を及ぼす可能性があります。体内の常在菌バランスが崩れた場合の症状として下痢や腎障害、肝障害、神経障害による耳鳴りなどがあります。鎮咳薬では喉頭の炎症と痛みを鎮めるため血流の抑制を行います。これにより全身の血流も抑制され血圧が上昇する場合があり、高血圧や眠れなくなるといった副作用が発生することがあります。ステロイド剤は大量に服用した場合には体内の免疫力が弱まり感染症に感染しやすくなってしまうため服用の際には決められた量を使用してください。またステロイド剤はインスリンの作用を抑制する効果もあるため血糖値に問題がある方は服用には注意が必要です。他の薬を服用してアレルギー症状が引き起こされたことがある方は急性喉頭炎の薬でもアレルギー反応が起きる可能性があるため薬剤師や医師に相談のもと服用してください。急性喉頭炎の薬を長期間使用を大量に服用したり長期間服用を続けると副作用の症状が発生することがあります。市販薬の服用により症状が治まらない場合には病院で治療を受けることをおすすめします。

急性喉頭炎の薬の飲み合わせ

急性喉頭炎の治療薬である抗菌薬や鎮咳薬、抗生剤やステロイド剤にを他の薬と併用する場合には飲み合わせに注意してください。抗菌剤や抗生剤、ステロイド剤は他の薬と一緒に服用すると効果が弱くなったり強くなったりしてしまうことがあります。併用した薬の効果が変わってしまう場合や副作用が強くなるといったことがあるため注意が必要です。また抗菌剤や抗生剤にはカルシウムと一緒に服用すると効果が弱くなることがあるので乳製品を避けた方がよい場合もあります。抗菌剤や抗生剤を他の薬と服用する場合には薬剤師に相談することをおすすめします。鎮咳薬は同じような効果を持つ薬との併用に注意してください。鎮咳薬と同じ効果の薬としては解熱剤や睡眠改善薬などのほか、鎮咳薬には鎮痛剤や咳止め薬の成分がすでに含まれているのでこれらの薬との併用は避けた方がよいでしょう。抗菌薬、抗生剤、ステロイド剤、鎮咳薬のいずれもアルコールと一緒に摂取すると薬の効果や副作用が強くあらわれる場合があります。薬を飲む前後はアルコールは控えた方がよいでしょう。また病院で治療を受けている方や処方されている薬のある方は、急性喉頭炎の薬を服用するまえに医師に相談することをおすすめします。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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