ポリープ様声帯ぽりーぷようせいたい

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のどの病気
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医師監修

ポリープ様声帯とは

ポリープ様声帯は、声帯がポリープのように腫れる疾患で声嗄れの原因になります。喫煙をする中年以降の女性に多いのが特徴です。声帯ポリープや喉頭がんとの鑑別が必要になるので、耳鼻科での診察が必要です。

ポリープ様声帯の症状

声帯ポリープが声帯の一部に腫瘤ができるのに対し、ポリープ様声帯は声帯全体がぶくれのようにむくんで腫れてしまいます。これは、声帯の粘膜の下にある固有層に浮腫状組織が溜まるためです。それにより、嗄声(声がれ)が起こります。
  
声は、通常の声よりもずっと低いガラガラとしたものとなり、また、喉の乾燥した感じや喉への違和感が継続するようになります。さらに重症化すると、固有層の浮腫状組織が増えて、喉を塞ぐようになり、息苦しさを覚えるようになります。さらに放っておくと呼吸困難にまで発展することがあるので注意が必要です。

ポリープ様声帯の原因

ポリープ様声帯の原因は、声の出しすぎなど喉の酷使ではなく、喫煙や飲酒などによる喉の刺激にあると考えられています。特にポリープ様声帯を発症する人はヘビースモーカーが多いことから、喫煙は大きな要因と考えられています。軽度の場合、禁煙だけでも症状が改善されることがあるほどです。
  
しかし、ポリープ様声帯は、自然治癒することはあまりありません。軽度であれば、吸入治療などで軽快する場合もありますが、重度になると喉頭顕微鏡下手術で浮腫状組織を取り除く必要があります。術後は、1週間ほどの沈黙期間を設けます。再発防止のため、禁煙も重要です。

ポリープ様声帯の治療法

ポリープ様声帯の予防には、禁煙をすることが大切です。また、ポリープ様声帯と同じような症状の咽頭がんにも注意が必要です。
  
声がれなどが2週間以上改善しない場合は、念のため耳鼻咽喉科にかかるようにすると安心です。ヘビースモーカーの人は特に定期的に診断をするといいでしょう。なお、ポリープ様声帯の手術をする際は、病理組織検査で咽頭がんの検査を行います。
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