【心理カウンセラー・小高千枝のコラム】vol.7: 職場のコミュニケーション その2 「D言葉を使う人」

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つい他人と比べてしまうこと

どんなに自信があっても私たちは人間です。常に強くいられるわけではありません。つい他人と自分を比べてしまい、誰に言われたわけでもなく、自ら自己否定感に陥り、自信を失い落ち込んでしまうなんてこともありますよね。

しかし、“比べる”こと全てが悪いことではありません。人と比較をすることで自分自身の立ち位置の確認をしているとも言えるのです。比べる対象者はその時の心の状態によってそれぞれ。雲の上の存在のような人だったり、どこか似ている境遇の人やレベルの人だったり様々です。

私自身、基本的には“自分は自分、他人は他人”という価値観を持っていますが、ときには心に迷いが生じることもあります。無意識の中で、他者評価を気にしてしまっていたり、誰かと比べてしまうときは、普段とは違う心の変化に気付き、冷静に心と向き合うようにしています。自分の弱さや強さを再確認する心の作業として捉えるようにしていますよ。

比べる対象の変化


つい“誰か”と比べてしまっているとき、気持ちや心の安定度合いによって比べる対象者が変わるものです。ちょっと意識してみてくださいね。

●心が安定していてモチベーションが高いとき
●自信があって心が満たされているとき

到底かなわないような「凄い!」と思う人と自分を比較します。
これは上方比較であり、自分の能力を高めようとしている証です。

●自信がなく、自分らしくない毎日を送っているとき
●どこかダメな自分ばかりを責めてしまうとき

自分よりも立場の低い人やレベル的に劣る人と自分を比較します。
「あの人がいるからまだ大丈夫」と下方比較をして、自分を慰める心の動きをします。

「D言葉」が出てきたら要注意!


「でも」「だって」「どうせ」「だから」「だけど」。。。“D”で始まる「D言葉」

皆さんは使っていませんか?

自信がなく、自己防衛心が強くなり、下方比較をしがちなとき「自分は悪くない」と正当化しようと、つい出てしまう言葉です。

他者とのコミュニケーションのときだけでなく、自分自身との対話の中でも思わず言い訳をしている自分に気がついたり、D言葉が多く出てきましたら一度ストップ!ネガティブスパイラルに巻き込まれている可能性がある自分を、意識してみてくださいね。

本当はどうしたいんだろう。そのためにはどういう行動をすればいいのだろう。とゆっくり考えてみると、あなたにあった答えがみつかるはずです。

~心理カウンセラー:小高 千枝~
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小高 千枝Odaka Chie

幼稚園教諭、秘書、キャリアカウンセラーを経験。 サポート的業務において「人間」の心に携わる仕事への魅力を感じる。 自身の経験から同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心にストレス社会で生きる現代人の「心の免疫力」を高めるためのセッションを提供。 会った瞬間に信頼関係が築ける話がしやすい空気感と、ご相談者それぞれのペースに合わせ無理強いすることなく問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得ており、臨床経験が豊富。 メンタルケアサロン~ピュアラル代表カウンセラー。
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