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【心理カウンセラー・小高千枝のコラム】vol.2: 自分の「しぐさ」を知ること=コミュニケーション力アップの鍵

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自分を知っていますか?

「しぐさ」の心理学Vol.1】で性格構造(気質、狭義の性格、社会的性格、役割性格)についてお話をさせて頂きましたが、人間は状況に合わせ行動や言動を変えることにより心が変化・成長し、性格にも影響を与えるようになります。

そのため、
・自分自身の思考の癖
・パターン化したしぐさ

を具体的に知ると、状況に合わせてコントロールできるようになり、相手に対して与える印象にも変化をもたらすことができるのです。

例えば“対人コミュニケーションに対するコンプレックスが強い人”の場合、相手の目を見ることをためらい、視線をそらして話してしまう傾向があります。

ところが、そういったしぐさをしている“自分を知り”意識化し、思考のパターンに変化をもたらすことで、コンプレックスを解消することにも繋がります。

1. 相手の目を見ることが「できない自分」
2. 相手の目を見ることが「できるかもしれない自分」
3. 相手の目を見ることが「できる自分」

このように意識をシフトし、相手の目をしっかりみつめ、穏かに話をしてみると、自然と心にゆとりが芽生え、対人コミュニケーションに対する自信がつくのです。

コンプレックスの解消がトラブル回避にも繋がる

自分に自信がつきコンプレックスが解消できると、心に大きな変化が芽生えます。

コンプレックスが強い人は、今まで「自分はできない」という思い込みが発生し、
「~に違いない」
「~でなければならない」

という決め付け(禁止令)を課している傾向がみられ、自ら心に負荷をかけてしまっていることがあります。

そのため、
・心にゆとりがない
・物事を柔軟に考えることができない
・対人コミュニケーションを円滑に進めることができない
などの状況を招いている可能性もあるのです。

しかし、“自信”がつくと、物事を客観視することができるようになります。
「できる自分」「できない自分」を冷静に受け止め、禁止令から心を解放し、心に緩みをもたらすことができるように。
そして、予期せぬ出来事や訪れた状況に、臨機応変に焦らず対処できる力が自然と身につくようになります。

人間生きていれば、イイ事ばかりではありません。大なり小なりトラブルに遭遇します。

しかし、コンプレックスを解消し、そのトラブルとも冷静に向き合うゆとりがあると、問題を最小限で済ませることもできるようになるのです。

“自信”や“ゆとり”は相手に寄り添う気持ちを芽生えさせます

癖やしぐさから発するメッセージを自ら受け止め、自分という人間を知ることができると、自分自身を面白く感じることもできますよ。

「あっ!私のしぐさはこういう印象を与えているのね。」

そして、相手のしぐさをみて詮索をするのではなく、相手が感じている気持ちにも寄り添うことができるようにもなります。

人それぞれ“物事の進め方”や“気持ちのタイミング”は違います。
「自分にむけさせたい」
「何を考えているのか知りたい」
と他人の心を無理にこじ開けようとしなくても、しぐさや行動から読み取れる相手の様子から、タイミングをみて歩み寄ってみましょう。

不思議と気持ちの共有ができるようになります。
焦る事も少なくなり、程よい心の距離感を取ることで信頼関係も深まり、大切な存在としてお互いに思いやりをもって接することができるようにもなります。

心が成長し“人として”、“大人として”良識のある付き合い方、向き合い方ができるようになるのです。

~心理カウンセラー:小高 千枝~
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小高 千枝Odaka Chie

幼稚園教諭、秘書、キャリアカウンセラーを経験。 サポート的業務において「人間」の心に携わる仕事への魅力を感じる。 自身の経験から同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心にストレス社会で生きる現代人の「心の免疫力」を高めるためのセッションを提供。 会った瞬間に信頼関係が築ける話がしやすい空気感と、ご相談者それぞれのペースに合わせ無理強いすることなく問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得ており、臨床経験が豊富。 メンタルケアサロン~ピュアラル代表カウンセラー。
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