捻挫ねんざ

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外傷

捻挫に関する薬

薬剤師監修

捻挫の薬の上手な選び方・使い方

捻挫は関節の可動範囲の許容を超えるような動きを強制された際に起きる関節や靭帯の痛みや腫れなどの症状を指します。捻挫の治療に使用する薬は、捻挫をしてからの時期によって異なります。捻挫直後の関節や靭帯が炎症を起こして腫れている状態の時には患部を冷やして血の流れを抑えることが重要です。このため治療には鎮痛剤や抗炎症剤、冷感刺激成分の含まれた冷感シップやスプレーなどを使用します。このほかにも氷や氷水で冷やすなどの治療も有効です。関節や靭帯の炎症が収まってきた状態の時には患部の固まってしまった筋肉を柔らかくするために温めて血行を良くすることが必要になります。治療には鎮痛剤や抗炎症剤の他、温感刺激成分の含まれた温感湿布やクリーム、軟膏などを使用します。入浴や足浴によって患部を温めることも症状の改善につながります。捻挫の症状とその時期に合わせた治療薬や治療法を選ぶとよいでしょう。しかし捻挫の症状が重症の場合には靭帯が断裂していることもあるので注意が必要です。関節や靭帯の痛みや腫れの症状が酷い場合には靭帯が断裂している可能性があるので市販薬での治療だけでなく、病院に行き医師の診断を受けることをおすすめします。

捻挫の薬の副作用と注意点

捻挫の症状の改善には冷感や温感の湿布を使用することが有効ですが、湿布の種類によっては強い薬の成分が含まれていることもあります。湿布に含まれる薬の成分は皮膚から体内に取り込まれるため飲み薬と同様に副作用には注意する必要があります。湿布を皮膚に貼ったことにより副作用の症状があらわれることもあるため注意してください。湿布を使用すると発疹や発赤、皮膚の腫れ、かゆみなどの副作用の症状が引き起こされる場合があります。長時間使用を続けることによりこれらの症状が出やすくなることもあるため、使用の際には説明書をよく読み指定の使用時間を守るようにしましょう。また湿布に含まれる鎮痛剤や抗炎症剤の効果により息苦しくなる、冷や汗をかく、手足が冷たくなる、顔色が悪くなる、だるいといった症状や嘔吐、頭痛の症状が引き起こされたり、血圧が上昇するといった副作用があらわれる場合もあります。他の薬を使用した際にもこのような副作用の症状が発生したことのある方は特に注意した方が良いでしょう。薬による副作用やアレルギー反応の経験のある方は捻挫の治療薬を使用する前に薬局で薬剤師に相談するか、病院で医師に相談することをおすすめします。

捻挫の薬の飲み合わせ

捻挫の治療に有効な湿布薬には鎮痛剤や抗炎症剤が含まれています。鎮痛剤や抗炎症剤の成分は湿布を貼っている皮膚の表面から体内に取り込まれます。このため、捻挫の治療に湿布を使用する際には他の薬との併用について注意が必要です。鎮痛剤や抗炎症剤の含まれている飲み薬との併用では、同じ成分が含まれている場合があるため使用の際には注意してください。鎮痛剤や抗炎症剤の成分が含まれる薬には風邪薬や頭痛薬、解熱剤、肩こりや腰痛の薬、関節痛の薬があります。同じ成分の含まれた薬を同時に摂取することにより薬の効果が強くなったり弱くなったりする場合や、薬の副作用が強く引き起こされる場合があります。捻挫の治療薬と他の薬を併用したい場合には、薬に添付された説明書をよく読み薬局で薬剤師に相談することをおすすめします。またアルコールを摂取したことにより薬の効果が変わったり副作用の症状が強く発生する場合もあるため、捻挫の治療に市販薬を使用する際にはアルコールの摂取は控えた方がよいでしょう。このほかにも、病院ですでに治療を受けている方や病院から処方されている薬がある方は、捻挫の治療に市販薬を使用する前に医師に相談するようにしましょう。
  • 薬は効果をしっかりと引き出しながら、できるだけ副作用を抑えることが大切です。使用法・用量、飲み合わせに十分注意し服用してください
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