電撃傷でんげきしょう

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外傷
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医師監修

電撃傷とは

電撃傷とは、何らかの原因で体内に大きな電流が流れることにより、傷害を負うというものです。電撃傷によるダメージは、表面上は軽く見えても、体内に大きな障害をもたらしている可能性があります。そのため、電撃傷に対しては見た目の被害は軽くとも適切な処置や経過観察が必要です。

電撃傷の症状

電撃傷による症状としては、胸痛や筋肉痛さらに背骨の痛みなどがあります。また、血尿や頭痛、さらに全身への倦怠感といった症状がおこることもあります。さらに、大きな電流が体内を流れた場合には、心肺機能の停止の恐れがあり、さらに体内の組織が大きく損傷を受けている可能性があります。電流が流れることで体内に発生した多量の熱が、臓器に対してやけどや壊死をもたらします。また体の表面にも、やけどの症状が現れることがあります。
電流の影響により、心室細動のような死に至る不整脈が生じる可能性もあり、心臓の機能に対して注意が必要です。電撃傷は、電撃を受けた時は体に問題がなくとも、数日後に電撃による障害が明らかになることもあります。

電撃傷の原因

電撃傷が起こる原因は、体内に大きな電流が流れることです。雷に打たれたり、あるいは電気配線や電化製品による事故により、体内に多量の電流が流れて起こる可能性があります。体内に流れる電流によっても、体に対する傷害の度合いが変わってきます。一般的に、交流電流のほうがダメージが大きくなり、周波数が低い交流電流で危険度が増します。
電流は、流れる際に抵抗を受けることによって熱を発生させます。体内の組織に電流が流れた場合には、その抵抗によって体内に大きな熱を生じさせます。その結果、体内の重要な臓器が障害を受ける可能性が高いです。皮膚のやけどが小さくとも、体内に大きな損傷がもたらされることも多いです。

電撃傷の治療法

電撃傷を予防する方法としては、感電をできるだけ避けることが重要です。雷は大きな電流を持つため、万が一打たれた場合には重大なダメージを体に負うことが多いです。そのため、落雷をできるだけ避けるための対策を立てる必要があります。例えば、ゴルフ場など平坦な場所で雷が発生した場合は、しゃがんで姿勢を低くし、くぼ地などの低い場所に移動するなどの雷を避ける行動が大切です。
また、一般家庭の電気の利用の際にも、感電しないように気をつけることが予防策です。特に、肌が濡れた状態で電気が流れると、その水分により電気抵抗が軽減されることから、大きな電流が体内に流れ重大な傷害を受けるようになり非常に危険です。常日頃から電気の扱いには注意する必要があります。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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